ジュニア以下の選手のみに適用されるルールに
「ギア比制限」というものがあります。
ジュニア期の選手の成長過程を考慮し、身体への負担を減らすことを目的に設定されています。
このギア比も検車でチェックされますが、遵守していない場合、検車締切までに修正できなければ出場できません。また、競技終了後の検査で違反が発覚した場合は失格となります。
競技規則にはこう記載されています。
【27条4項】
本連盟または加盟団体の主催するトラック競技大会において使用する自転車のギア比を、男子、女子ともに7.93mに制限する。さらに16歳以下(U17)の競技者は7.01m、14歳以下(U15)は6.10m、12歳以下(U13)は5.66mに制限する。
ロードに関しても同じ制限が28条1項①に記載されています。
このギア比は
クランク1回転で進む距離
で定義されています。
つまり、
タイヤのサイズによって使えるギアが異なる。
ということです。
娘の場合、U15なのでクランク1回転で6.10m以内の設定です。娘はおおよそ27インチのホイールを使用していますので…
この早見表から見ると、フロント46T×リア16Tで6.097mなので46×16が最大ギアとなります。
※タイヤ幅でも誤差が出るので実測は必要です。
この46×16…
踏み応えがないくらいスッカスカです。
つまり…
綺麗なロスを出さないペダリング、
且つ、ハイケイデンスで走る!
しかないのです。
ロードの場合は最大ギアがこの制限範囲内であればOKです。
しかし、これを知らないとロードバイク購入の際に余計にお金がかかる…という事態に!
通常、10万程度のアルミフレーム車の場合、コンポーネントにシマノのSORA(9速)クラスが搭載されています。
しかし、販売されているジュニア用スプロケットはULTEGRAです。
現在販売されているULTEGRAは11速になっているため、コンポーネントも11速対応しなくてはいけません。
つまり、DURA-ACE、6800系ULTEGRA、5800系105に限定されてしまいます。しかもこれらのコンポ搭載車は一気に値段が上がります。
SORA搭載の車体に後から105に換装するとしても、105購入代金(安くても5万くらい?)+工賃となるので考えものです。
運良く中古で10速時代のULTEGRAジュニアスプロケットをgetできるのであれば…
・5700系105を中古で探して換装
・4700系Tiagra搭載車を購入
で対応すれば、少しは安く仕上がります。
私の娘のロードバイクはこの辺のルールを知らず(ここまで本格的にするとは思わなかった)、SORA搭載車を買ってしまいました…
中古で10速ジュニアスプロケットを手に入れる事ができたので、私の5700系105と娘のSORAをフル交換。
私のロードがグレードダウンし9sに…
という結果になりました…
