三月の朝 Ⅱ
今朝はお天気回復しましたね
朝、バニラと少し遠い公園に行ってきました

昨夜は11時間も寝たから、元気だよッ
〔三月の朝Ⅱ〕
その頃、私は兄の会社でOLをしていて、姉もいっしょに兄妹で会社をきりもりしていた。
すぐに姉に、母からこうこうこういう電話があったと話し、ふたりで交互に母に電話をかけたが、電話はつながらない。。
なんで?
しばらくして、母の電話から電話がかかってきた。
「わたし、A診療所のものです…。」
私はドキドキし、手が震え、電話の向こうの女性の話を無心に聞いていた。
「お母様がわたしの勤めている診療所の前で倒れていました。うちの診療所は小さいので、すぐに救急車を呼んでいます。まだどこに搬送されるかわらないですが、またご連絡しますから。」
展開が早すぎて直ぐに状況を飲み込めなかった私は、呆然と立ち尽くすだけ。
姉がそんな私の電話を取り上げ、女性からの電話を冷静に聞いていた。
ふたりは兄に母の緊急事態を話し、病院のある方角へ車を飛ばした。
車を運転中、S病院から電話が鳴り、母がS病院にいることがわかった。
私は運転しながら、、ただ祈るばかり。。「お願い、どうか、どうか…」
つづく

朝、バニラと少し遠い公園に行ってきました


昨夜は11時間も寝たから、元気だよッ

〔三月の朝Ⅱ〕
その頃、私は兄の会社でOLをしていて、姉もいっしょに兄妹で会社をきりもりしていた。
すぐに姉に、母からこうこうこういう電話があったと話し、ふたりで交互に母に電話をかけたが、電話はつながらない。。
なんで?
しばらくして、母の電話から電話がかかってきた。
「わたし、A診療所のものです…。」
私はドキドキし、手が震え、電話の向こうの女性の話を無心に聞いていた。
「お母様がわたしの勤めている診療所の前で倒れていました。うちの診療所は小さいので、すぐに救急車を呼んでいます。まだどこに搬送されるかわらないですが、またご連絡しますから。」
展開が早すぎて直ぐに状況を飲み込めなかった私は、呆然と立ち尽くすだけ。
姉がそんな私の電話を取り上げ、女性からの電話を冷静に聞いていた。
ふたりは兄に母の緊急事態を話し、病院のある方角へ車を飛ばした。
車を運転中、S病院から電話が鳴り、母がS病院にいることがわかった。
私は運転しながら、、ただ祈るばかり。。「お願い、どうか、どうか…」
つづく
