割り箸の時と同じ間違いを繰り返す
日本の報道機関!
レジ袋削減やレジ袋追放は、ヨーロッパ企業の陰謀です。
マイクロプラスチック問題と、レジ袋とは、何の関係もありません。
日本の割り箸業界が崩壊した為に、森が死に、スギ花粉が増えました。日本の割り箸は、間伐材を使っていたので、全く環境破壊はしておらず、むしろ、広葉樹の森を守っていたのですよ❗️
レジ袋はエコ商品、日本の発明で、破棄されていた石油製品の派生物の再利用で、優れた技術なのです。
むしろエコバッグの使用拡大は、環境破壊になります。
詳しくは下記の投稿をお読み下さい。
レジ袋削減は本当に必要か https://www.chuo-u.ac.jp/usr/jhs_activity/award/winentries/6th_result/result03/
2019年5月30日 【ライフ】
武田教授が暴露。「環境問題」は欧米社会が優位性を保つための策謀
https://www.mag2.com/p/news/400054
by 武田邦彦『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』
「武田教授が暴露。『レジ袋は環境を破壊する』という真っ赤な大嘘」、「武田教授が激怒する、大嘘だらけの『プラスチック製ストロー有害説』」の2回に渡り、環境問題の「不都合な真実」を暴いてきた中部大学教授の武田邦彦さん。。今回のメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』では、「温暖化」と「持続性」の嘘を暴いています。
ヨーロッパ社会の優位性のために「環境」「規格」に順ずる日本人
現代日本の3大悪癖として、ごみの分別やレジ袋の追放、さらに程度の低いものとしてプラスチックごみの追放運動を整理してみましたが、このシリーズの最終回として、「考える力を持たない日本人」の例として「持続性」を取り上げます。さらに最近ではSDGsなどと英語で言って社会的な運動にしようとする試みが行われています。
日本の高度成長の後半、少し先を行っていたヨーロッパはアジアの急激な発展におびえていました。なにしろ、500年ほど前、ヨーロッパは急激に軍事力を高め、力で有色人種の国を植民地にしていきました。日本にも鉄砲の伝来、キリスト教の布教とポルトガル、スペインがやってきたのですが、当時の有色人種でヨーロッパと対等、もしくはより強い力を持っていた日本だけは、キリスト教の神父が虐殺されても、長崎の出島だけが開かれていても、強引に日本を植民地にすることはできませんでした。
それから450年、ヨーロッパやアメリカは自分の力で豊かな生活をしてきたわけではなく、自分たちの人口の数倍の植民地の人たちが働いた製品や資源をタダで強奪して生活をしてきたのです。確かに豊かでしたから、その富を利用して哲学、文学、音楽、絵画などが発展しましたが、それは「有色人種に働かせるので自分たちは遊んでいられる」という状態からの成果だったのです。
しかし、20世紀後半の日本の発展、そしてそれに続く韓国、台湾という旧日本領、それに中国、インド、マレーシア、ブラジルなどの発展により、ヨーロッパは競争力を失い、かといってかつてのように軍事力で他国を圧倒することもできず、国際規格、環境問題、政治的圧力を利用するようになってきました。ISOなどの規格、スポーツのルール、電子機器の国際基準、リサイクル、生物資源の保全、温暖化、そして持続性社会の構築などは、いずれも「規格」や「環境」という仮面をかぶっていますが、本当の狙いはヨーロッパ社会の優位性を保とうという策謀の一環なのです。
日本には紹介されていませんが、ヨーロッパにはその手の暴露本も多く、日本のマスコミを見ている人には意外なことが多いのです。日本でダイオキシン騒動が頂点に達しているころ、私はヨーロッパの学会のパーティーで多くの人にダイオキシンの毒性のことを質問しましたが、いずれも「あれは政治的なものだから」と話には乗ってきませんでした。彼らは知っているのです。
なぜ日本人は「今の暮らしが長く続かない」という脅しを信じるのか
その中でも「温暖化」と「持続性」の二つはかなり大規模で、論理やデータで多くの策略が見られます。まず、「持続性」ですが、石油が枯渇する、気温が上がるということをテコに私たちの文明社会は持続性を持たないという論理ですが、これには2つの間違いがあります。
1.石油や鉄鉱石などの主要資源はまだまだ膨大で枯渇の心配はありません。石油4,000年、鉄鉱石7,000年ぐらいの推定がおそらくは正しいと思います。
2.人類は野生動物の狩猟、田畑の農耕などと進歩し、さらに工業化とともに生産量を飛躍的に拡大してきました。歴史の転換点では「もうすぐ世界は終わりが来る」と言われることが多く、そのたびに、単なる脅しか、困難を克服する技術や社会制度が誕生して社会は持続性を持って続いてきました。むしろ、「今と同じ生活が続く」ということの方が、人類は体験していないのです。
日本人は慎重な性質で脅しに弱く、かつ白人崇拝なので、持続性などのように「ヨーロッパ発の暗い話」には無条件で乗る傾向があります。でも、それは情けない話で欧米とは違う感性をもつアジアの国として、自分たちで考えた思想で行きたいものです。
日本は温帯の島国ですから、気温は周囲の海水温度に左右されやすく、しかも「水」というのは「空気」の3,000倍ほどの熱を持つ力があるので、気温が変わっても容易には海水温は変わりません。中学校で「大陸性気候、海洋性気候」などを習いますが、大陸がマイナス30℃になっても、日本は零下にもならないのが普通で、気温の変化は極めて小さいのです。
地球は今、氷河時代ですから極端に暑くなることはありませんが、もし温暖化しても最初に被害が出るのはアメリカとか中国のような大陸国です。それなのに、アメリカや中国は温暖化対策をせず、日本人がやっているという奇妙な状態です。
さらに「持続性」という点では、温帯の島国ですからいかようにも生きていくことができるのが日本の特徴です。特に、日本は水や塩という生存に必要な資源を豊富に持っていますから、何の心配もありません。何も考えずに「持続性」だけを言うのではなく、具体的に何が不足したり、破壊されたりするのか、それは日本に及ぶのかぐらいは考えてほしいものです。
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武田教授が暴露。「レジ袋は環境を破壊する」という真っ赤な大嘘
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環境破壊の要因のひとつとして槍玉に挙げられているポリエチレン製のレジ袋。つい先日もセブン&アイホールディングスが「2030年までのレジ袋全廃の方針」を発表するなど、その「包囲網」は着々と狭まりつつあります。こんな流れに異を唱えるのは、中部大学教授の武田邦彦先生。武田教授は自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』で、レジ袋はプラスチック製品の中でも「環境に良い製品」としてその理由を記すとともに、なぜレジ袋が悪者に仕立て上げられたのかを暴露しています。
環境に良い製品「レジ袋」をなぜ排除しようとするのか?
もともと日本人は集団性が強く、周りを強く意識していますが、「和をもって尊しとなす」といっても、周囲とうまくやろうと思って、ウソをつくのは好ましくありません。今回はその一つの「レジ袋」と「プラスチックごみ」の問題を取り上げて、読者の皆様とご一緒に考えてみたいと思います。
レジ袋というのはプラスチック製品の中でも格別、「環境に良い製品」です。理由は簡単で、
- 石油の中でもっとも安価(エネルギーが少なくてできる)
- 石油の中でつねに余り気味
- 製造工程が進歩していて無駄が少ない
- 3回から4回も使える
- 最初は買い物用、途中では子供に持たせたり、汚いものを包んだりでき、最後はごみ捨てにも使える
- 水を通さない
という特徴があります。
まず、科学的な面ですが、石油は大昔の生物の死骸が腐ったものなので、人間の希望通りの組成(構造)をしていません。石油から取れる大切なものとしては、ガソリン、軽油、BTX成分(化学原料)などですが、大切なものをとる時に他の成分も一緒に出てしまいます。レジ袋の原料はポリエチレン(PE)というものですが、昔はほとんど用途がなく、石油精製工場で燃やしていました。その結果、値段が極端に安く、それで「レジ袋はただ」という感じになったのです。
どこにでもいる利権を目当てにゴミ袋を追放する人々
最近では、徐々に技術が進み、用途も広がっていますが、それでも安い石油製品の一つです。それでいながら、生活面では、買い物を運び、子供に持たせ、汚いものを捨てるときにもゴミを捨てるときにも役立ちます。さらに焼却炉で燃やすときにも、毒物がでず綺麗に燃えますし、台所からでる生ごみはそのままでは燃えませんが、レジ袋などがあるとよく燃えます。
ところが、社会には悪い人がいて、「レジ袋を追放すれば、自分は環境を大切にする良い子に見えるし、利権も転がってくる」と思って追放運動を仕掛けました。もちろん、スーパーなどはそれまでタダで出していたものを、お金が取れるのですから、しめたものです。
もちろん、石油のことをよく知っている技術者も多いのですが、一旦社会的な錯覚が行きわたると、理由もないバッシングを受けるのは嫌ですから、あまり発言はしません。私はそんなことは構わず科学者として事実を説明すると、「武田は燃やしているというが、燃やしていない」とか、「レジ袋のまま燃やすと、ダイオキシンがでる」と、これも人が錯覚することを言って非難を浴びました。この種類の非難はなかなか巧妙で、たとえば「かつては燃やしていたが、今では安いけれど用途はある」と私がいうと、前半の言葉だけとり、それも「かつては」などを取って批判するという方法をとりますので、言い合いになったりします。また、ダイオキシンの問題は、これもかつてダイオキシンが問題になった時に炭酸カルシウムなどを一緒に燃やすとダイオキシンが出にくいという間違った論文がでて、ごみ袋は「指定」でなければならないということになったのです。
指定ごみ袋も意味がないのですが、業者はもうかる(場合によっては役所もメリットがある)、収集の時には大きさが決まっているので集めやすいということで、なくなりません。
普通に考えれば、実に奇妙なことをしているのです。第一に、レジ袋はプラスチック製品のうちのごく一部で、環境には影響がないこと、第二に、レジ袋ほど繰り返し使うものはないのに、それを追放すること、第三に新しい指定ごみ袋を買ってそこにレジ袋に包んだゴミをいれ、そのままパッカー車で粉々になる、という状態は誰が見ても奇妙です。
自治体でも心ある人が住民に「本当はレジ袋などに入れてゴミを出しても同じですよ」といっても、主としてお婆さんや主婦から「そんなことして環境に悪いじゃない!」と言われるそうです。
一回ウソをつくとなかなか否定するのは難しいのですね。
レジ袋だけで少し文章が長くなったので、次回にもう少しややこしいプラスチック製品と環境汚染の問題を取り上げたいと思います。私たち大人が正しい判断をしないと、徐々に日本にはウソと損害が発生しますから、子供のためにもウソはいけません。
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武田邦彦この著者の記事一覧
東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にてウラン濃縮研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任。現在、テレビ出演等で活躍。メルマガで、原発や環境問題を中心にテレビでは言えない“真実”を発信中。