竜馬がゆく(一)
司馬遼太郎
竜馬といえば幕末の傑物…、それは常識であろうと思います。
しかしこの竜馬がゆくの1巻で描かれる竜馬はまだ何を成したわけでもなく、ただ江戸で剣術修行する一介の郷士です。
しかし不思議と女にモテて人を引き付けます。
もちろん剣術は強かったし、郷士といっても実家にはそれなりの財がありました。
ただ、そんな上辺だけじゃない魅力が彼にはあったのでしょう。
それは読んでいれば何となく感じることができます。
恥を知りつつも、不遜で自然体。
その様は当時の武士とゆうよりもむしろ現代の若者に通じるものがあるのではと思ってしまいました。
黒船来航でにわかに騒がしくなってきた日本で竜馬が何を成すか楽しみです。