私は猫を飼っているのですが、ある日山本が普通に市販のキャットフード(値段シール付き)を持ってきて、

「これ、北海道の知り合いからもらったからあげる」

と言った。

「出どこのわからない市販のじゃないなら怖いからいらないよ」

と断ると、

「いや、知り合いが北海道で工場をやっていて、たくさん余ったから彼女にあげてって言われて今日送られてきたんだよね」

と言う。餌1つを北海道からわざわざ発送!?どう見てもそこらへんで買ったやつなのに何がしたいんだ?と思い、どうせ精神病だから毒でも入れてんだろうと思って、

「いつも買ってる餌があるからいらないし、もう送ってこなくていいって言っておいて」

と言うと、

「いや、普通にその辺でも売ってる餌だから大丈夫」

と言って引かない。

「その辺で売ってるのに北海道からわざわざそれ1個を送ってきたの?」

と呆れて言うと、今度は

「いや、作ったっていうか、その知り合いが買ったんだよね」

と言い出して最初の話と全然変わってもうめちゃくちゃ!

たぶん、本当はただの親切心でコンビニかなんかで餌を買ってきてくれてそれを私に渡すときに頭の中で「買ってきたからあげる」と言おうと思ってたのに口に出したら勝手に「これ知り合いからもらったからあげる」と言ってしまって、引くに引けなくなってどんどん嘘をついてきてるんだと思う。

これも虚言癖の特徴でよくあるパターンで、の時の出来事をただそのまま言えばいいだけなのに、なぜか口を開いたら全然違うことを言ってしまう。まあ脳の一部が欠陥品の病気だからしょうがない。


あと、私が何かのイベントで大きな花束をもらった時、私は花に興味がないので捨てるのももったいないし、かといって持って帰るにはデカ過ぎて困っていて


「この辺に墓地でもあればそこに置いてこれるんだけどな~…」


と、ただなんとなく言っただけなのに、山本が


「あぁ、あるよ」


とまた嘘を言い出したので


「こんな歓楽街に墓地なんてあるわけないじゃん!」


と突っ込んだら、


「あるよ?知らないの?ここをちょっといって左に曲がったとこに大きい墓地があるんだよね」


と明らかな作り話を真顔で言った。なんでこんな何の得にもならない嘘を毎日毎日口を開けばポンポンと出てくるんだろう。でも「ここをちょっといって左に曲がったところ」などといちいち具体的にそれっぽく言うことで嘘を本当だと思わせようとするのが虚言癖の特徴!



何年か前に子供が行方不明になったニュースで、どっかの虚言癖のOLが警察の聞き込みに

「さっきそこで会ったから私のうちでお風呂に入れてあげてカップラーメンを食べさせてあげた」

と大嘘こいて、警察もマスコミもそれを報道したのに実はただの虚言だったってゆう事件があったけど、警察くらい何度も何度も同じことつっこんで聞いてちょっとでもおかしかったら「それさっきと話が違うけど?」と言い続ければ虚言だって認めるのかね。畠山被告とかね。