山本は、かなりのガリガリ君なのになぜか自分がマッチョだと思い込んでいて、たぶんウエストは60cmもなく、横から見ても薄~い体格で、誰から見てもただのガリガリで、アバラ骨が出てるところを本気で腹筋が割れてるものだと思い込んでいて、いつもシャツのボタンを全開にするか全裸になっていた。演技性人格障害だと自分の体に自信があって無駄に見せたがるというのがあるのでそれのこと?

で、ある日、急にメールが来て

「昨日、なんか俺のこと気づいた?」

とのこと。わからないと答えると、

「みんな気づいてるよ!本当にわからない?」

と来て、またわからないと答えると、

「何でわからないのかな~?何だと思う?」

と来たもんだ。その辺で私は気づいたのだ!

出たー!!!!本当は何でもないのにわざとそうゆうメールをしてきてその間に話のオチを考えてとりあえず話を振ろう作戦!!!

岩尾の時さんざんあったからこんなもんすぐ気付くっつーの!どうやらこれは虚言癖の特徴でもあるらしいですね。全然話なんかないのに急に「あれ?もしかして?あれかな?」とか言い出したものの、何のネタもないから「何だと思う?」とか質問系に変更してそれを繰り返してる間に話のオチを考えてるんだよね。ウザいったらない!小学生くらいだとたまにいるけどそれの大人版はとにかくウザい。

メールなのに、文章をわざと途中で終わらせたりするんだよね。「もしかして…いや、違ったらゴメン。」とか。ドラマのセリフで言うにはいいけど、実際会話でもメールでもそんなセリフ絶対使わないし、会話の中で言い直しの「いや、」というのは使う奴なんか絶対いないって!

岩尾も頻繁に使ってたんだよね。ということで虚言癖の人は会話中に「いや、違う」というような言葉を使いたがるということがわかりました。

そんでこの時のメールは半日たっても解決せずに延々「何だと思う?」しか言わないので無視してたら、夜になってから

「答わかった?腕が太くなったねってみんなに言われるんだよね」


…は?長袖着てんのに腕が見えんの?しかもガリッガリだけど。ほんとに何のオチも思いつかなかったんだろうなと思った。

虚言癖が話を全然進めずに「何だと思う?」と言い出したらそいつは話を今考えながら話をしてると思って間違いない。そこで「何?早く言ってよ!」などと怒ると逆効果で、怒ってくれたおかげでオチが見つかってない話をここでやめることができると思われて逆に喜ばれる。繰り返し「だから何?」とだけロボットのように答えていれば考えに考え抜いたストーリーを聴くことができます(・□・)

で、ある日、私が仕事帰りに友達と飲み屋へ行ったら山本が勝手に着いてきて、私は普通に帰ったのに翌日山本が、

昨日、大変だったよ!覚えてないと思うけど、すごい酔っぱらって寝ちゃっててさ~、起こしても起きないから家まで運んだんだよ」

と言いやがった。いやいや1人でタクシーで帰りましたけど…。

「はあ!?!?!」

と、唖然とする私にまだ山本は虚言を続けて

「おまえが重いから運ぶとき、ちょっとね、ふふふ…ちょっとね、あーこれはあんまり普段言わないことなんだけど…なんだと思う?」

出たーーーーーーーーー!
またオチがまだ定まってないのに話始めたのかよ!嘘が決まってからしゃべれ!そんで私が、

「何言ってんの?1人でタクシーで帰ったけど?」

という私に、まだ山本の虚言ショーはまだ終わらず、

「あ~はいはい、やっぱ覚えてないんだね~、おまえが重いから安全ピンで全身の力の出るツボを刺しまくってやっと運んだよ?w」

だって!!!!!!!!!

「へー、どこを刺したの?今やってみて」

と言って針を渡すと

「今は持ち上げる物が無いから出来ないけど、いつも力仕事の時はツボを刺してるんだよね」

というので、

「じゃあ何でもいいから刺して持ち上げてみてよ」

と言ったら、にやけ顔になって

「ん~、ま、とっさにならないと出来ないことなんだよねw
 ってか、今やってもしょうがないしw」


とかいってニヤついてんだよ!おまえマジふざけんなよそのバカツラ!針100000本飲んでもだえ死ね!こんなアホ臭い嘘がバレてないと思い込んでんのが死ぬほど腹立つ!