19歳頃の岩尾は、焼き鳥屋でバイトしていると言っていた。虚言癖はウザかったけどバイト代のほとんどをデート代に使ってくれたり、いつも何か買ってくれたので付き合いはまだ続いていた。

その焼き鳥屋でバイトはじめたきっかけってのが、

「友達とそこに飲みに行ったら焼き鳥の焼き具合が全然ダメで、焼き場に入って俺が教えてやったんだよね。そしたらどんどん注文が増えて客も増えて店も繁盛してったから、是非うちで働いて下さいって言われてさ~」

と言っていた。

どんどん注文が増えたとこまではわかるが客も増えて店も繁盛したのは何ヶ月間による壮大なストーリーだよ!w

しかもそんなに気に入られて是非って言われてんのにバイトってw

その話を聞いてから2人で居酒屋に行ったとき、「ここの焼き鳥の焼き具合はどうなのよ」と聞いたら「まあまあだね」というので、「じゃあ焼き場に入ってって美味しい焼き方教えてきなよ」と言うと

「まあ教えるほど悪くはないからね。そこそこ修行したんじゃない?」


と言っていた。「北の家族」で…。