今学期はいろいろな理由で先学期ほどは日本語の本は読みませんでしたが、「判例で読む米国特許法」(木村耕太郎/商事法務)は試験期間中に読破しました。
この本は、アメリカ特許法の歴史に名を刻む古典的判例から、eBay、Phillips、KSRといった最近の判例までをカバーするのみならず、それらの多くを一刀両断に切り捨てており、読んでいて小気味よいです(笑)。
限られた紙数の中で多数の判例の体系的かつ正確な整理がなされている(しかも、日本法との対比までされている!)この本には、特許法の試験対策におおいにお世話になりました。
アメリカ特許法の本をどれか一冊という方には、この本はぜひおすすめです。