いまになって思い返せば
全部あなたがはじめてでした
愛されたがりの愛したがり
嘘でもいいから
好きっていって傍にいて
僕にあげられるものなら全部あげる
ただこの世界で生きてるための
言い訳が欲しいんです
愛されかたなんて知らないし
愛しかたも知らないけれど
きみが幸せだって笑ってられる
それだけで僕も幸せ
たとえばそのとき
隣にいるのが僕じゃなくても
少し寂しいけど大丈夫
涙は明日には枯れるから
さよなら、お幸せに
数えるのも厭きるくらい
出会いと別れを繰り返した
いつか巡り会う僕の唯一
期待もせず探してた
些細な変化もなかった日常で
あなたを見つけた瞬間
はじめて本当の感情に気づいた
息をするみたいにしてきた
指を絡める仕草も愛を囁くことも
あなた相手だとなにひとつ儘ならない
なんて格好悪い
あなたの隣にいる理由が欲しい
正解なんて知らないから
僕のありったけを差し出せば
そうじゃないよとあなたが呆れる
間違えることもあるけれど
互いに寄り添って生きていく
そんな愛を紡いでいこう
理由なんてそれで充分
ぎこちなく繋いだ手のひらから
あなたへの愛しさが込み上げてくる
やっと見つけた僕の唯一
これは心変わりできない愛だから
どうか、これからもよろしく