最後にしつもんを用意しておりますので、
ぜひしつもんの答えを書き出してみてください。



実際に書いてみたり、
打ち込んでみると、
それまでは気づかなかった自分の
気づきが出てきたり、
考えを深める事ができます。


ぜひ、一緒に学んで行きましょう。


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 ウサギは何を見ていて、
 カメは何を見ていた?

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ウサギとカメの童話。
みなさんもご存知ですよね。


ウサギとカメが
山の頂上を目指して競争し、

ウサギが途中で居眠りをしている間に、
カメが先にゴールへ到達する、
というお話です。



この童話を使って、
こんなクイズをします。



「このお話の中で、
 ウサギは何をみていて、
 カメは何をみていたでしょうか?」



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ゴールと自分の成長に意識を向けよう。

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ウサギは、
「カメはどこにいるんだろう?」
「カメは何をしているんだろう?」
と、ずーっとカメを意識していました。


一方のカメは、
「山の頂上に到達する!」
というゴールから目を離さず、

自分のできることを
一歩一歩積み重ねていました。



これは、
僕らの人生でも同じことが
いえるかもしれません。


「あの子はサッカーがとてもうまい」
「友達がテストで100点取ったらしい」

まわりの人がとても気になります。


「あの子は走るのが速い」
「友達はセレクションに合格したらしい」


「なんでうちの子は・・・」


僕ら人間は
まわりの人が本当に気になります。


しかし、
ウサギとカメ、
どちらが先にゴールに
辿り着いたかを思い出してみると、


「山頂に行くんだ!」


というゴールを
ずっと意識し続けていたカメが
目標を達成しています。



まわりの人を意識しすぎてしまうと、
ゴールがどこなのかを
見失ってしまいます。


「どこに行きたいのか?」

「どんなゴールを達成したいのか?」


人との比較ではなく、
ゴールに到達するために、
小さな一歩を積み重ねることを
考えましょう。



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みなさんが
達成したいゴールは何ですか?

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自分自身のゴールを
改めて考えてみることで
子どもとの関わり合いも深まります。


子どもたちを「知る」の一歩は
まずは「自分を知る」ことです。





次回は【振り返りの重要性】を
考えて行きたいと思います。