夢小説!(┓^ω^)┛))ヨイサヨイサ♪(┓^ω^)┛)) 銀魂とかいろいろ
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大嫌いは大好き











沖「なんでィ、こんなこともわからねェのか」

「う、うるさい!」




私は今、クラスメイトの沖田に勉強を教えてもらっている
事の発端は、銀八が決めた適当な『勉強できるやつができないやつを教えろー』と、いうなんとも手抜きな授業からはじまった。



沖「お前ェ、何人に教えてもらってる分際で文句つけてんでィ」

「別に教えてもらわなくてもいいし!ってか、真面目に人に教えてるの、あんただけだし」



そう、本当に真面目に勉強を教えている人は沖田以外誰もいない。みんな自習だからサボりに行ったり、遊んでいたり、寝ていたり…と、それはそれはみんな自由である。


沖「ったく、あんたは全く分かってやせんねィ」

「何がよ」

沖「内緒でさァ」

「何よそれ」

沖「まあ、後で教えてやりまさァ」



沖田は何か意味深な言葉を残し、もう一度教科書に向き合った。
それから少しして、授業が終わるチャイムがなった。








沖「あ、そうそう」



と、帰ろうとしたら沖田が話しかけてきた。


「何」

沖「勉強、教えてやらァ、さっきの問題、途中だっただろィ」

「え、いいよそんなの」


私は勉強が大嫌いで、沖田も嫌いだし、放課後までもこの二つに囚われたくないと思い、即断る。


沖「お前に拒否権なんてありやせん」

「は、意味わからん」

沖「へ~、そんな事言っていいんですかィ?俺ァ、なんでも知ってんだぜ、お前の、あ~んな事や、こ~んな事まで」




と、言う沖田は、すごい程の笑顔で…でも目は笑ってないような、そんな、なんとも言えない恐ろしい表情をしていたので、断る事はできなかった。



「っ…わかったわよ」

沖「それでいいんでィ」







「ねぇ、これいつまでやるつもり?」



私がそう言ったのは、もう外が真っ暗になったときだった。


沖「そうだねィ、じゃ、最後に」



最後、という言葉に激しくテンションが上がる私。



沖「ご褒美、下せェ」








次の瞬間、思わぬことをされ、私が真っ赤なりんごになったっていう話は、またの機会に。




沖「内緒って言ったことの理由、わかりやしたかィ?」