3年という歳月が積み重ねられました。


りっちゃんは私に言いました。

「時が過ぎ去るって表現は好きじゃない。

時は過ぎて去って行くものではなく、積み重なるものなのよ。」って。

りっちゃんこと加藤りつ子さんは、

放浪の音楽家、まさくん(奥野勝利くん)と共に「命について」講演活動を行っておられる。

りっちゃんは阪神淡路大震災で大切なひとり息子を亡くされました。

加藤貴光くんは当時神戸大学の2年生でした。








忘れてしまいたいこと、忘れてはならないこと。

私たちはしっかりとした自分のものさしを持ち合わせる必要があるようです。


すぴかわ






3年前、何も出来ない私がいました。

とてもとても人間の力ではどうすることも出来ない災害でした。

当時、スピリチュアル関連の人から同じメールが何通も来ました。

「24時きっかりになったら祈りましょう!原発の事故が終息しますように。。。」

私は祈っていました。

そして、1週間がたった時、

いてもたってもいられずに、清め人、一馬さんに電話しました。

「一馬さん、私には何も出来ないからいつも24時になったら祈ってます。

原発の事故が終息するように。。。」



すると一馬さんは、

「けいちゃん、祈るのを止めてくれる!

どうもおかしいと思ったんだ。

人間の祈りは時として、邪魔になるんだ。

今は人間のために祈ってもダメなんだよ。

人間が生かされたいって欲望でしょう。

原子力発電も人間のエゴでしょう。

今、僕たち数人で神の怒りを鎮めているから。(やはり、ホンモノ同士繫がっておられるのでした。)

できるだけ、平常心で日常生活をおくるんだ。仕事もね。

親しい人には伝言してね。祈るのではなく、今を生きるように。



そうだった、そうだった、もうTVばっかり見て、どうしようどうしよう。。。

今を生きる!って大切なメッセージをいただいた。

祈りが決して悪いのではない。

何のために、誰のために祈るのか!

人間は(自分も含めて)傲慢になりすぎている。


あの3年前の震災の日まで、日本に原発が何基あるかもしらなかったもの。

あの日、この世に逝っていった魂が教えてくれたんだ。