▼首相の肝いりで9月1日からデジタル庁が発足する。マイナンバーカードを使って、保険証や免許証なども一元化、戸籍や個人口座とのひもづけなど、国・地方公共団体の手続きのデジタル化を進めていく

▼政府は国民の利便性の向上を協調するが、その裏には大きな危険がはらんでいる。データを分散管理するというが、現実的に個人情報を一元的に集約するのは簡単である

▼欧米各国に比べてデジタル化が遅れているというが、それらの国ではデジタル化と並行して、国民のプライバシーを守る政府から独立した監視機関が機能している。国を無条件に信じるのではなく、自分の情報を自分でコントロールするという権利意識をしっかり持っている表れである

▼我が国の個人情報保護はさびしい限りだ。

 

時事展望は、牛久市職員組合機関紙「ユニオンがぜっと」に連載のコラムです。