試合前からStocktonのデビューが待ちわびられていた。僕は彼を思いきって先発起用に踏み切った。普通なら獲得して間もないし、僕の考えを浸透させる必要があるがそんなことは言ってられなかった。彼の力が必要だった。

ホームAbbey Stadiumにブラックプールを迎えてのFAカップ再試合。異様な雰囲気、そして何かが起こりそうな空気に包まれていた。

僕たちはホームのサポーターの後押しを受ける。選手たちも前回とは一変、自信を持ってプレーしていた。

ケンブリッジのファーストシュートは新加入Stockton。

ミドルシュートは枠を捕らえなかったものの、流れを呼び込んだ。

そして15分、

コーナーキックを新加入仲間Harrisが頭で合わせて先制する！

その後もSlewとStocktonのツートップを軸に相手陣内に攻め込む。

そして…

試合終了！1-0で2部ブラックプールを退けた！新戦力の台頭がこの結果をもたらした。チームにまた１つプラス要素が生まれた。

続くリーグ戦はトランメアとの一戦。Stocktonにとっては古巣との対決。そしてこの試合、僕は大胆なシステム変更に着手した。そう、4-3-3だ。より早く、厚い攻撃を試みるには必要なチャレンジだと確信していた。

結果を言うとスコアレスドロー。得点という指標は残せなかったが、攻守が噛み合っていた。あと1歩のところで点を奪えなかったのは歯がゆいが、初採用でのこの結果には満足している。

新戦力の躍動