牛子の明るいベビ待ち日記 -3ページ目

牛子の明るいベビ待ち日記

KLCへの遠距離通院記録。第一子を授かり、現在子育て中です。第二子通院開始しました。

診察券に印字された「妊婦健診」の文字を目にすると悲しいというか切ないというか、複雑な気分。

判定日から今日までの流れとしては、検査薬の判定線が日に日に薄くなり、生理がきてしまった。
今日はD5ということになる。

生理といっても、普段のそれとは全く違い、一日目に全てが出切ってしまって、あとは少しの出血で3日で終わった。4日目に一度だけ思い出したように出血があったけれど。

腹痛と頭痛が結構酷かった。出血が止まっても腹痛は残った。

あと、昨日から切れ痔?になってしまったのだけど、これは関係ないかな?
腹痛が、子宮じゃなくて腸の上のほうまでズーンとするような感じだから、まさか大腸癌じゃないよな、と不安がよぎる。

もともと痔持ちで、(イボ痔のほうなんだけれど)肉食が続くと発症する。
ベジタリアンみたいな食生活を送っていると症状が全く出ないのだけど、最近すっかり痔のことなど忘れ激しく肉食していたのだった。
コストコで巨大な塊肉を買ってしまったものだから、消費するべく毎日肉・肉・肉!だった。

お肉は大好きだけど今日からはまたしばらく控えないとなと思っている。
不妊治療を中断して痔の手術、という流れだけは避けたい。

現在野村ビルのスタバにてほうじ茶ラテシロップ抜き中。
生理が来てしまったからカフェインメニューにしようかと思ったけど、何となく診断が出るまではね…

心境としては、勿論覚悟はできているつもりで、仕方ない、仕方ない、仕方なかったんだ、と自分に言い聞かせているけど、やはり気づくと後悔ばかりが頭の中を渦巻いている。

あのときああしていれば、とか、どうしてあんなことしちゃったんだろう、とか、ぐるぐるぐるぐる…
毎朝クリアブルーでチェックしていたので線が薄くなっていくのを見ていたし、体温もどんどん下がっていた。

覚悟は十分にできているつもりだった。

化学流産というのはほぼ受精卵側の事情で起こるものだということや、私の力ではどうすることもできないこと、通常の流産にすらカウントされないことなども勿論知っている。

だけど出血を目にしたとき、涙が止まらなかった。

この涙は心とは関係なしに勝手に出てきておかしいな、と思った。

身体が流している涙なんだと思った。

薄々感付いていたけど、心よりも身体が完璧な母親であると思う。
むしろ身体は母親以外の何者でもない。

心が人生いろいろを謳歌している裏で、身体は子供を宿し産み育てるためだけに生きていると感じる。
それだけのためにひたすらに働いている。

毎月来るともわからない受精卵を待ってふかふかのベッドを作り、14日後に黄体ホルモンが切れてようやく生理がくる。

今回のように着床したら、もうはりきって血液をばんばん送りつわりを起こし、受精卵側が力尽きても気づかないほど懸命に継続しようとする。

見事な母親振りだと感心してしまう。

そんな身体が流す涙はどうすることもできないので、今日はもう高校の同窓会は欠席するしかないと思った。

しかし同窓会で会おうねという友達との約束を破るわけにはいかず、重い身体を引きずるようにして着替えた。

行ったら行ったで楽しくて救われた。

途中、トイレで布ナプに大きな塊が出ているのを目にして固まった。
いよいよ心が平気なふりを続けるのも限界だった。
しかし会場に戻ると楽しい熱気に引きずられ、なんとか保つことができた。

今日は本当に、同窓会に救われた。

化学流産は通常の流産にはカウントされないそうだが、私にとっては流産以外の何物でもないと感じた。

出血も明らかに生理のそれではなかった。


40歳を過ぎて不妊治療をするのだから、流産を怖れているわけにはいかないことは十分に理解しているが、どうしたってもうこわいと思わざるをえない。

だからといって立ち止まるわけにはいかないので、こうなったら「常軌を逸したがんばり」をするしかないのだと思った。

元々多嚢胞性卵胞で良い卵ができにくい上で(ベースに男性不妊もあって)40を過ぎて頑張ろうというのだから。

もうやるしかない。
何をどうやるのかはよくわからなくても、とにかくやるしかない、と思う。


だけど今はちょっとだけ、心も身体も休みたい。








今、帰りの新幹線の中です。
判定をきいてきました。

長い長い12日間でしたが、これからの10日間はもっともっと長くなりそうです。

問診室に入ると先生が開口一番、
「着床しています。」
と言ったので一瞬舞い上がりましたが、hcgの数値を見てびっくり、

30.6

でした。
着床の可能性は16.7%だそうです。

先生は可能性については数字以外何もおっしゃらず、あとは10日後に来るようにという指示だけで診察は終わりました。

心臓のドキドキが、結果をきけばおさまると思っていましたが、ますますはげしくなり頭は真っ白に。

東京駅に移動しお昼を食べにカフェに入りましたが、ランチプレートの鶏肉も隣の人の話し声もなんだか遠くにあるような感覚。
喜んでいいのかどうか、どう反応すべきなのか脳が混乱して思考停止している感じです。

今は新幹線の座席に座り、ちょっと落ち着きました。

ぼんやりと白い霧のかかったような頭に浮かんできたのは、もう、信じるしかない、ということでした。

後悔しないよう、私なりにこれからの十日間、全力を尽くします。