牛子の明るいベビ待ち日記 -21ページ目

牛子の明るいベビ待ち日記

KLCへの遠距離通院記録。第一子を授かり、現在子育て中です。第二子通院開始しました。

今回、卵は左右1コずつで計2コ(未熟卵と成熟卵)取れたわけですが、

未熟卵は成熟せず、成熟卵は顕微受精で受精せず、という結果に終わったため、

それらの卵のお話を培養士さんから聞くべく、昨日クリニックへ行ってきました。


未熟卵のほうは本当に初期の段階で、そこから変化なし、

成熟卵には精子を注入するも、受精せず、だったそうです。


顕微受精での受精率はどのくらいなのか、尋ねてみたところ、


約80%


とのこと。



思ったより高い!


んですねぇ。


残りの残念な20%に今回は入ってしまったようです。


そして、受精しない要因というのは精子の状態もありますが、主に卵子側の要因が大きいことが多いそうです。


今回は凍結精子をつかったので、これが新鮮な精子なら確立は上がりますか?という問いには、

それほど変わるということはない、とのこと。


しかし、うちの夫の凍結精子君は、今回の顕微授精を終えて残っている5回分にあまり優良なのがいないらしく、次からは2本くらい一気に解凍するかも、とのことで、

それなら実際に足を運んで採取したほうがいいのかも・・・と、個人的には思いました。


夫の仕事のスケジュールが許せば、の話ですけどね。



卵の話を終えたら、次は先生の診察です。

診察、といってももちろん内診はなく、今後のプランについてのお話です。


この日からまたソフィアAを12日間飲み、生理がはじまったらD3に来院してください、とのことでした。


「治療をはじめた年齢が若いから、可能性はじゅうぶんにあると思いますよ」

との言葉に


えっ!36でも若いほうなのか・・・と驚きつつも、

暗~くしぼんでいた心に希望の灯がともりました。

D17の昨日、採卵に行ってきました。

左右1コずつ、計2コの卵がとれまして、
ひとつは成熟卵、もうひとつは未熟卵とのこと。

私の中の濱口が「とったど~~!」とタマゴを銛に刺して小躍りしてました。


多嚢胞性卵胞持ちだから、ちゃんと卵入りの卵胞がとれるかどうかがまず心配だったのです。

先生から、明後日移植になるだろうとの説明を受け、その日は若干浮き足立ちながら、受精卵さんを手厚く迎えるべく身体に良さそうなものを選んで食べたり、夜は早めにフトンにはいったりしてました。

夫の凍結精子での顕微受精、
からの移植、という計画でした。


まず卵が捕れて第一次関門はクリア、
次なる関門である受精確認の電話を今日の14時にかけたところ…



受精しなかったとのこと。


未熟卵もまた、成熟せずに終わってしまったそうです。



培養士さんの言葉と同時に、目の前に灰色の重たい幕が張られたみたいになりました。

事実を受け止めるのに精一杯で、感情がついていかず、ただただ「そうですか」「わかりました」とロボットのように相槌を打っている自分がいました。


電話を切ったら急に足が重くなって、ふらふらとその場に崩れ落ちそうなのをかろうじてこらえ、
どこをどうやって歩いて来たのか全く憶えていないけど、気づいたらプレッツェルとコーヒーを持ってベンチに座ってました。

一口食べたら猛烈な吐き気が襲ってきましたが、これは単に、朝と昼の抗生剤を飲み忘れたことに気づいて、食後からだいぶ経っているのに水なしで慌てて飲んだことが原因と思われます。

胃を痛めたのでしょう。


しばらく我慢したら落ち着いたので、残りを喉の奥にコーヒーで流し込みました。

プレッツェルはしおれていてしょっぱく、コーヒーはカップの底に出し殻がいっぱい沈殿していました。

今の私の気分にあまりにもおあつらえ向きで、一人苦笑い。

ついさっきまで色々見て回りたいところが多すぎて困っていたはずなのに、私の中のワクワクはことごとくしぼんでしまったらしく、今は全てが億劫に感じ、ただただ帰りたい。

でも、明日培養士さんに「卵のお話」というのを聞きにいかなければならないから、今日は泊まらなければなのです。


地下鉄に乗っていたら自分の前の席が空いたけど、そこに座る気力すらなく、ふと目線を上げると、車窓にほうれい線ばかりがやけに目立つ老け込んだ女が映っていました。

それはまぎれもなく自分自身であるのに、なんだか現実感がなく他人を見ているような感覚。



卵と精子が受精しないという可能性があることも勿論わかっていたし、覚悟もしていたつもりだったのですが、いざとなると自分がこんなにも落胆するとは思わなんだ。




という訳で、1周期目は終了となりました。

明日、クリニックへ行って培養士さんに孵らなかった卵の物語を聞いて、地元に帰ります。


夫からのメールには「まだチャンスはあると思うので気長にがんばりましょう」と書いてありました。

そうだね、あきらめずにがんばろうと返信。


返信をした時点では機械的におうむ返ししただけだったのですけど、
あきらめない…あきらめない…と心の中で繰返していたら、不思議なことに次第に揺るがぬものに変わっていきました。

*会計*


D13、D15ともになし。



*交通費*


往路:高速バス \2.800


復路:新幹線 \10.630


宿泊費(2泊):ネットカフェ \3.000

 

         ホテル丸忠classico \3.500


*これまでの累計*


会計 \38.289


交通費 \33.630


宿泊費 \6.500