最近の夕方は以前よりも明るくて、
そりゃまだまだ寒いけど、陽の光も通り過ぎる風もどこか春の匂いを纏ってる気がしてソワソワしてしまいます。
あとどん兵衛のきつねにハマってます。
日和です。

前のアカウントのパスワードをド忘れし、
渋々アカウントを作り直して1発目、
自分の 好き の話をしようかなと。







小学生の頃の自分は驚くほど自分の″好き″に自信が無かった。
例えばボカロにハマっても、仲のいい子に
「ボカロ好きとかあの子らオタクやんwwなぁ?ww」
とか言われちゃうと「ねwww」みたいな。

自分の好きなものを主張して、
それを他人に否定される事が異常なまでに怖かった。
友達に必死で好み合わせて、
自分の思ってないことまで相槌打って。
こんな取り繕ってばかり、正面衝突を避けてばかりの自分に親友なんて存在はそりゃまあできない訳で。
小学生時代仲の良かった友達も、
今ではほぼ全く関わってない。
というか言ってしまえば小学生時代からずっと仲良くしてくれているのは1人だけだ。

…いやリアルにこうなるからな。読んでる良い子の皆さんは真似しちゃダメだぞ。



そんな私のまま成長し中学生になって、ようやく出会えたのがUNISON SQUARE GARDENというロックバンドである。


これも馬鹿にされちゃたまったもんじゃないので当時は大っぴらにしていなかったのだが、
小学生時代からアニメが好きで、中学に上がってもよく深夜アニメを見ていた。
とある日の、いつも通りアニメを見るが為にテレビにへばりついていた深い夜。
不意にテレビから、
アップテンポかつ爽快なメロディライン、
綺麗すぎてむしろ気持ち悪いほど澄み切って透き通った声が流れる。
そのやたらと頭に絡みついて離れなかった曲の正体はアニメ「夜桜四重奏」のCMで流れていた、
「桜のあと(all quartets lead to the?)」だった。
これが 私・ミーツ・ユニゾンの第一章。


そこからハマって、CITS買って、
プレミアムライブ当たって、ライブ観て、
感動して、好きになるのは一瞬だった。
あんなにロックバンドをやってるロックバンドの最高にかっこいいライブを見せつけられた訳だ、
この時点でも既に自分の"好き"にかなり自信は付いていた。

しかし、そんな自分の"好き"が、
自分にとって確実で、明瞭で、定かで、
揺るぎない、確固たるものになったのは、
間違いなく、日本武道館にて行われた「funtime724」のあの瞬間だ。






『 君が好きなロックバンドは、

誰がなんと言おうと絶対にかっこいいから。

自信持っていいよ。これも僕が保証します。』



これ以上にかっこいい発言をそれまでも知らなかったし、今も知らない。
そりゃ明日にでもそれを打ち破るイレギュラーが、学校の教室の窓をぶち破って彗星のように現れるのかもしれない。
がしかし、私の未来予想通りにこれからの日々が平凡に流れていくとすれば、この先これが更新されるのは恐らくまた彼等が武道館公演をやる時であろう。というかむしろそうであって欲しい。


それまでの自分に全くと言っていいほど自信の無かった自分に比べ、
こんなに謙遜もなく、胸張って、満面の笑みで、
自分達を「かっこいい」と言える彼が、
その言葉を演奏で正々堂々、誠心誠意、100%、オーディエンスに対し証明してみせる彼らが、
本当に、本っっっっっ当に格好良かったのだ。
同時に、
何にしても、好きなものを自信持って、
「好きだ」と言える人って、
こんなにもかっこいいんだな。輝けるんだな。
そう思った。


それ以来、私はすっかり好きなものは好きと言い、嫌なことは嫌だといい、うぜぇことはうぜぇと言い、理不尽だと思った時には反抗する厄介な奴になった。
衝突こそ増えたが、
その分、正面からぶつかり合える人も増えて、
初めて親友ができて、
私を好きだと言ってくれる人が増えて、
以前よりも少しだけ、自分を好きになれた。
好きになるまでに沢山迷って、疑って、悩んで、その上で選び出したのだ。
誰になんと言われようと、
ステージ上で輝いていた彼らのように、
好きなものを胸張って好きだと、
私の好きな人は、バンドは、曲は、親友は、
こんなにも素敵なんだぞ、
こんなにもかっこいいんだぞと、
そう言える自分でありたい。

だってそう思わせてくれたロックバンドは、
今日も今日とて、
誰がなんと言おうと絶対にロックバンドだし、
誰がなんと言おうと絶対にかっこいいのだから。