日本一1回、リーグ優勝4回、Aクラス8回、通算勝率.562の名将

 2004年から2011年までの8年間、中日ドラゴンズは上位に君臨し続けた。球団史に残るその躍進は「黄金時代」と称され、栄光はいつまでも続いていく________はずだった。

 成績の割に伸び悩む観客動員数、失点を最小限に抑え僅かなアドバンテージを守り抜く彼の野球はチームに確かな成功をもたらした。しかし、観衆の心を掴むことが出来なかったのかもしれない。「勝利の軽視」コストカットを推し進める経営陣、高額な監督の年俸(3億8000万円)。経費削減の標的となるのは必然だったのかもしれない。


 リーグ優勝、CS制覇、日本一まであと一歩に迫ったチームの監督を解任するという愚挙に出たフロントは、その代償を味わうことになる。以後中日は上位争いから姿を消し、7年連続のBクラス。球団史に残る、暗く長い低迷期が待ち受けていた。

 ファンが渇望するのはただ一つ「勝利である。



《日本球界に激震!!中日の新監督はまさかの男》
 2019年オフ、日本球界に激震が走った_____。
「暗黒時代」が続く中日ドラゴンズの新指揮官に落合博満氏(65)が就任すると球団公式が発表した。指揮を采るのは2011年以来8年ぶり、現場復帰は3年ぶりとなる。第一次政権ではその全ての年でAクラス入り、常勝軍団を創り上げた功績を持つ。契約年数は2年、年俸は8000万円(推定)。



《就任会見 質疑応答》
ー監督就任のオファーを受けたときの心境は?
 まさか2度目があるとは(思わなかった)。今回はGMとの兼任という形になるから、出来ることから手をつけていきたい。

ー監督になってからの初仕事は?
 契約更改。ドラフト候補の選出。背番号の変更。やらなきゃいけないことはいっぱいある。

ー選手に求めることは?
 シーズンは143試合。頭を使わないと勝てないときが絶対に来る。野球の基本的な動作は4つしかない、頭を使ってそこを前面に出していければ。

ーずばり初年度の目標は?
 勝つ。周りがそれを求めてるのは承知していますので。


あの男が帰ってくる。「オレ流」を貫き通す名将の元で中日ドラゴンズが再び栄光を取り戻す、大きな一歩を踏み出しているのかもしれない。終始穏やかな笑みをたたえ来シーズンへの自信を覗かせた会見。果たして2004年の再現となるのだろうか。


《概要》
 このシリーズはパワプロ2019のオートペナントを記事風に纏めて綴る連載です。落合監督が就任した中日ドラゴンズで常勝軍団を目指します。また、この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。

《P.S》
 はじめまして、Yuです。今回は「落合博満の逆襲」という題名で連載を始めたいと思います。 
 あの頃の中日ドラゴンズを知っている人にはその強さを語る必要はないでしょう。かくいう当時小学生の私もその強さに惹かれ無事竜党になりました。Aクラスに浮上する戦力はあるのにも関わらず何かが足りない。このシリーズ内だけでも落合監督の元で無双するドラゴンズをお楽しみいただければと思います。