FES☆TIVEの香港遠征中、日本のアイドル界では事件が起きていたことを帰国後知った。
野外開催の中止・無観客での開催という波乱の「第9回AKB48選抜総選挙」で、指原の3連覇、まゆゆの卒業発表を吹き飛ばしたNMBの須藤凜々花の結婚宣言だ。
香港に行くか沖縄にするか迷ったこともあり、興味が湧いた。
ファンに投票券付きCDを大量に購入させるAKB商法には賛否あるが、総選挙は栄光の座をかけて、ファンと一丸となって多くのメンバーが汗と涙を流す神聖な場所である。
今回の結婚宣言は、大枚をはたいて彼女に投票したファンに対する裏切りだし、総選挙というアイドルにとってもファンにとっても神聖な場所で、先輩達の業績に泥を塗る行為だとの批判が大勢だ。
しかし、彼女がヒップホップファンであることから、総選挙というアイドルとファンの共同幻想を全否定する彼女の反体制的な行為に対し、「彼女はヒップホップだ」と賞賛する声も多いらしい。
しかも総選挙の翌日、記者の前に現れた彼女は、ケンドリック・ラマーと言う有名なヒップホップのスターのTシャツを着ていて、Tシャツには、”DAMN”(こん畜生)と書かれていて、それが前日の大島優子のインスタの”FUCK”と言うメッセージへの返答らしい、と言う展開は、なかなかロックだと思う。
こんなアイドルばかりだと、ファンとアイドルの共同幻想も成立せず、ファンも白けてアイドルに対する擬似恋愛も成立しなくなるので、アイドルビジネス自体が成り立たなくなる。
だから、彼女はそれなりの制裁を受けるだろうが、まぁ、オタクの熱を冷ます意味で、たまにこんなアイドルが出て来てもいいと思う。
2チャンで「(ディズニーランドの)ミッキーは人前で頭をはずすことはないんやで」と言うドルオタの名言も生んだ今回の事件はなかなか興味深いものがあった。












