「ビャンビャン麺」のブログでは、家で食べられるビャンビャン麺を3種類(うち入手可能なのは2種類)ご紹介しました。
そして私は、この麺に結構ハマりました。
次はお店のビャンビャン麺を食べてみよう!と思い、Webの情報を探して下の情報を見つけたのです。
東京都内の本当に美味しいビャンビャン麺おすすめ10選 | VOKKA [ヴォッカ]
ふむふむ。御徒町エリアに3店舗もあるんだな。
そしてっ!王子にもあるじゃないか。しかも駅からも近いぞ。
早速、10/18(火)の会社帰りに「菜々香」に寄ってみることにしたのです。
この日、店内の中央では20人ほどの団体客が宴会を行っており、周りのテーブル席には一般のお客さんという感じで、満席に近い状態でした。
しかも、団体客はかなり出来上がっているので、煩いうるさい。
まあでも折角来たのですから、ビャンビャン麺を食べずには帰れません。
手書きの「新メニュー」の最後にあるのを発見して注文します。
「生のニンニクのみじん切りがのりますけど大丈夫ですか?」
「じゃあ、ニンニクは抜きでお願いします。」
ニンニクは好きなのですが、体質的にあまり沢山食べるとよろしくないことになったりするのです。
見開きの写真入りのメニューもあるのですが、こちらには何故かビャンビャン麺は載っていないようです。
少し待ってビャンビャン麺が登場しました。
あ。具は青梗菜とネギくらいなんだ。肉っぽいのは無さそうだぞ。
添付の玉子スープは普通です。
麺をどアップに。ビャンビャンしている様子が判るでしょう。
これを出来るだけよーーく混ぜてから食べてみます。
むっ!むふふふ!うめえ!て言うか、何か面白え!!
味は比較的シンプルなのですが、とにかく麺の食感がドクトクで楽しいのです。
強いて言えば、「田舎っぺうどん」の武蔵野うどんを食べている時の楽しさと通じるものがあるのかも知れません。
麺の形状や味は全く異なるのですが、食感が楽しいのです。
そして、中央にいる宴会チーム(のこっちを向いてる人)に、ちょー美味そうにみせびら食いをしてやりました。
改めて食べ終わるまでに要した時間を確認したところ、約9分でした。
かなりボリュームのある麺なので、ちょっと手古摺った印象もあったのですが、面白いのが勢いになって、テンポ良く行けたようです。
そして食べ終わった後の器です。
唐辛子がかかって少しピリ辛だったこと、油をメインとしたたれであることは判ったので、どんな味付けがしてあるのかは見切れなかったのです。
残ったたれの様子を見てもちょっと判らないですよね。
でも結果的に、店舗でのビャンビャン麺デビューには大変満足しました。
そして、新たな野望に目覚めてしまったのです。
「ビャンビャン麺の「ビャン」の字を書いてやる。」
まずは、イメージで合成してみよう。要らないところを省いたりすればいいから、9文字あれば合成出来るはずだ。。
そして、これらの文字の一部を消したり、切り抜いたり、延ばしたりしながら、Windows 11の「ペイント」で貼り合わせて作成したのが、この「ビャン」です!!
どうです?結構リッパな「ビャン」でしょ?
さらにさらに、書き順も覚えてしまいましょう。
書いてみよう! 「ビャンビャン麺」 | かきかたプリントメーカー (maripo.org)
恐ろしいことに、こんなWebページがあるのです。
しかも、下のページでは、書き順をアニメーションで見せてくれるのです!
かきかたプリントメーカー | 書き順アニメーション (maripo.org)
この書き順を見て、一番度肝を抜かれるのは、中心の6個の要素を書く順番でしょう。
まず、上の段は真ん中の「言」を書いてから左の「いとがしら(「幼」の左)」、右の「いとがしら」を書くのに、その下では、左の「長」を書いて、右の「長」を書いてから、真ん中の「馬」を書くのです。ヒドイ話ですよね。
ちなみに、その後修行を積んで、手書きでも比較的綺麗に書けるようになりました。
しかし、いくら小さく書こうとしても、普通の文字の4倍の大きさは必要になってしまいます。
さて、これだけ気に入りましたので、次は息子を連れて行って食わせてやろうと考える訳です。
息子も家で食べたビャンビャン麺はそれなり気に入っていましたから、「店で食うのはまた全然違う感じの麺なんだよ」というと興味を持って乗って来ます。
11/13(日)の昼飯に、車で王子に向かうことにしました。
すぐ近くのコインパーキングに停めることに成功し、「菜々香」に向かいます。
改めてお店の看板はこんな感じ。
この店には「ビャンビャン麺」の外に、刀削麺もあって気になります。
私は担々麺が好きなので「坦々刀削麺」にトライしてみることにしました。
こちらが息子の「ビャンビャン麺」。ニンニクが入っていても大丈夫だと言うので、ニンニク入りにしました。
そして、こちらが私の「坦々刀削麺」です。この肉を「ビャンビャン麺」にも追加出来るといいのに。
「ビャンビャン麺」はよーーく混ぜてから食べるように息子に伝授します。
あっ!なるほど!美味い!と結構気に入っています。
私も一口もらって食べてみました。
あっ!やっぱりニンニク入ってた方が美味い!ニンニクありきの味付けなんだ!と腑に落ちました。
そして、坦々刀削麺との比較なのですが、どうも麺は同じものっぽいのです。
つまり、刀削麺を汁なし和え麺にしたのが「ビャンビャン麺」ということのようです。
ただ、麺の歯応えというか、ぶりぶり感は、「ビャンビャン麺」の方が少し、でも明確に判る程度に上です。
茹で加減を変えているのか、それとも、汁麺にすると徐々にコシを失っていくだけななのか。
かと言って、「坦々刀削麺」の麺が柔らかく感じるという訳では全く無いのです。
汁の味も肉の味もいいですし、これはこれで完成された逸品だと感じます。
いやー。今まで、こういう観点で王子にアプローチをして来なかったので、意表を突かれた感じですが、改めて深いですわ。王子。
赤羽の雑多感、せんべろ感とはまた少し違った特長的な魅力のある店が多いような認識を新たにしました。
おしまい