うちの息子は、TV番組などの外部からの情報に触発されて「これが食いたい!」というモードに入ると、辛抱堪らなくなってどうしてもそれを食おうとするところがあります。
まあ、行動力があるという面では、いいことではあると思うのですが、誰に似たのか頑固なところもあるので、説得してもその欲望を抑えることはまずありません。
先日も、一緒に車で買い物に行ったときに、私がテング酒場のもつ煮を食った話をしたら、もつ煮モードに入ってしまい、「どこかでもつ煮が食いたい!今食いたい!」と言いだすのです。
「サイゼリヤのイタリア風もつ煮でもいいよ!」と言うので、急遽途中で「サイゼリヤ」を見つけて「イタリア風もつ煮」を食わせました。
8/21(日)は何故か判らないのですが、「あぺたいと戸田店」の「みそブタ丼」モードになっていました。
夕飯にはどうしても「あぺたいと戸田店」の「みそブタ丼」が食いたい!と言うのです。
まあ、買いに行くのは構わないのですが、問題は「あぺたいと戸田店」で「みそブタ丼」がテイクアウト出来るかどうかが判らなかったのです。
「みそブタ丼」は以前にセットメニューに含まれている「ミニみそブタ丼」を食べたことがあるのですが、テイクアウトしたことはありません。
「ダメだったら「松屋」の豚生姜焼定食とかでもいいんじゃね?」と諭そうとするのですが、
「いや。あそこのみそブタ丼なんだよ。あれでないとダメなんだよ。」と相変わらず頑固です。
もしテイクアウト出来なかったら、イートインしよう、というところまで腹を括り、18時の開店を待ちます。
開店と同時に店内に入り、「お持ち帰りメニュー」を見せていただきました。
すると、見事に「みそブタ丼」も「持ち帰りメニュー」の中に入っているではありませんかっ!!やったー--!!
「普通盛470円、大盛800円だけどどうする?」「大盛」即答です。もちろん賛成です。
これ以外に、両面焼きそばの中を2つ注文しました。
待っている間、続々とお客さんがやって来て、満席になってしまいます。
やっぱり人気なんだなー。そりゃそうだよなー。美味いもんなー。
などと話しながら、30分ほど待って持ち帰りました。
じゃああん!こちらが「みそブタ丼大盛」です!
濃いめのみその味付けが、飯を進ませるタイプのやつです。
見た目でも味が判る感じですよね。
私も1ピースだけみそブタのおこぼれにあずかりました。
そして、こちらが「両面焼きそば中」。お店で出来立てを食べるのに比べると、どうしても麺が少ししんなりとしてしまいます。
真ん中へんを少し窪ませてから、生玉子をトッピングします。
少ししんなりしてはいますが、それでも十分美味いんです。
私のこだわりは、玉子の黄身をすぐには崩さずに、まずは焼きそば部だけ食い進めて、頃合いを見て黄身を潰すことです。
味変と黄身の濃厚感を味わいたいのだろうと思います。
焼きそばがかなり残り少なくなってから思い出しました。
そうだ!まだ岩下の新生姜がちょっと残ってたんだ!!
薄くスライスした岩下の新生姜を両面焼きそばとコラボさせます。
いやあ。いいねえ。やっぱり「岩下の新生姜」はいろんなものに合うねえ。
て言うか、もうちょっと早い段階で載せておけば良かったなあ。
息子も念願のみそブタ丼をぷりたつと食えてかなり満足の様子です。
「あぺたいと」は看板メニューの両面焼きそばばかりでなく、こういったサイドメニューも結構イケますので、まだ行ったことが無いという方は、改心してすぐに行きましょう。
おしまい