前回の「勝手に台湾祭り」の続きです。
7/17(日)の昼、東京都北区赤羽の「CAFFEE JULIE」でルーロー飯と台湾ビールをやっつけた後、私は「西友赤羽店」に向かいました。
ルーロー飯だけではちょっともの足りなかったため、パンでもつまもうかと思ったのです。
そして、1Fのパン売り場に行った私の前に、父ちゃんと小学校中学年くらいの娘さんチームが立ちはだかりました。
そもそも私は、西友赤羽店にオリジナルのパン売り場があることを知りませんでした。
その父娘は、そのオリジナルパンコーナーに立ち塞がるように陣取っていたのです。
しかも買い物カゴにはすでに相応な量のパン類が投入されています。
父ちゃんが娘さんに、「あと、お母さんの分どうしようか?」と聞きます。
すると、娘さんが父ちゃんにアコンタクトして、にんまりしながら三角形のパンをむんずと掴み、買い物カゴに入れたではありませんか!
あれ?あんたたち、それもうカゴに入れてなかった?
そうです。すでに2個の三角形のパンを買い物カゴに入れていたにも関わらず、追加でもうひとつ、しかも父ちゃんにアイコンタクトしてにんまりしながら買い物カゴに入れやがったのです!!
一体何を入れたんだ?そう思って確認した私の目に飛び込んで来たのは「チーズファン」なる商品でした。
そうか。そういうことか。よっぽどこれが美味いんだな。
そういうことならおれもひとつ買わせてもらおうじゃないか。
とは言うものの、オッサンが「チーズファン」だけを買うのは、少々こっぱずかしいものがあります。
近くにあった「デミたまハンバーグバーガー」も賑やかしにカゴに入れて会計します。
「デミたまハンバーガー」ではなく、「デミたまハンバーグバーガー」であるところにちょっとした心意気を感じますが、味は予想通り、見た目通りでした。
チーズファンは息子に食わしてやりたかったので、家に持って帰り「食っていいよ」と言い残して事務に向かいます。
事務から帰ると、期待通り息子が「チーズファン」を食べ終えていたので感想を聞いてみました。
「美味かった。「チーズファン」という商品名に相応しいチーズファンだったよ。かなりのチーズファンが開発した「チーズファン」と見たね。また買って来て。」と絶賛します。
チーズ好きの息子がこれだけ絶賛するということはかなりの完成度だということです。
私も食べて見たいと思い、翌7/18(月)に「西友川口芝店」に行ってみました。
したところ、恐ろしいことに、こちらの「チーズファン」は三角形ではなく長方形なのです!
まずは息子に食わせて三角形バージョンと同じ味か?と聞いてみます。
どうも、味は同じようです。
そして私も食べてみます。
柔らかいパン生地の上にクリームチーズが載って、さらにその上にとろけるチーズがかかって、ちょっとカリっとする感じに焼き上げられています。
濃厚なチーズをふんわりとしたパン部が最適なバランスで受け止めてくれている感じなのです。
裏はこんな感じ。
まさにチーズファンのための「チーズファン」であると感じました。
そのまま赤ワインのつまみにしてもピッタリです。
一見、ちょっとしたアイデアで実現されたもののようにも思えますが、本当にチーズ好きの人が本気を出して試行錯誤した結果、完成された商品だと感じます。
チーズ好きの方には凄くお勧めなのですが、「西友」でも売っていない店舗もあるようですので、予めご了承ください。
昔から、チーズ、チーザー、チーゼストとはよく言ったものですが、「チーズファン」は明らかにチーザーレベルの域に達しています!!
おしまい