これまた、全く「運転マナー」の話ではありません。

 

私の間抜けな失敗譚です。

 

花粉の季節になると車の汚れが気になります。

 

特に雨が降った後には、花粉がまだらのようになって車体に残るので、すごく汚らしくなります。

 

その日は、3連休の初日の土曜日だったため、「連休中、気持ち良く運転出来るように洗車しておこう」と考えたのです。

 

洗車に行く先は決まっています。

 

近くに、洗車機のあるガソリンスタンドがあるのですが、そこでは洗車後の拭き上げまでやってくれて、洗車代が600円~なのです。

 

いつも2度洗いの1,000円コースでお願いしています。

 

安くて楽チンなので、いつもそこを利用しているのです。

 

人気の洗車スポットなので、混んでいる時もしばしばあります。

 

ただ、それほど時間はかからないので、はみ出さない程度の待ち行列、4~5台程度までの待ちであれば、並んで待つことにしています。

 

その日も、洗車のコースには車が並んでいました。

 

下の絵は、そのガソリンスタンドの敷地の一部を切り取ったものです。

 

絵の右側に縦方向に一般道があると思ってください。

 

洗車機は絵のさらに左方向を回り込んだところにあるのですが、一般道に出る出口もあるので、出る車のコースを空けるために、洗車待ちの車はなるべく右(絵で言うと上)に寄って並ぶのです。

 

 

何台かの先客が洗車機を待って並んでいることが判りました。

 

私の赤い車は、その最後尾にいると思われた、紫の車の後ろに付くコースでガソリンスタンドに入って行きました。

 

 

ところが、どうも不自然に紫の車とその前の青の車との間が空いています。
 

良く見ると、紫の車のドライバーは、洗車を待っているのではなく、灯油を購入していることが判りました。

もう少し右に寄せていてくれれば、その左をすり抜けられるのですが、コースのどまん中に陣取っています。

オレンジ色の長方形は、ガソリンスタンドの屋根を支えている柱です。

これを避けて左から周り込むしかありません。

 

こんな感じで、柱の左に回り込みます。




そこまで来て、その前の青の車も、同じように回り込んだため、車体が斜めになっていることが判りました。

 

このまま青い車の後ろに付くコースを取ると、何となくいろいろ邪魔になってしまうような気がしたのです。

 



ガソリンスタンドの敷地内なので、そこまで考えなくても良かったのかも知れませんが、一般道を走っていて同じような状況になった場合は、下のようなコースを取って、青の車の横に付くようなコースを取るのがセオリーです。



そのイメージで柱を周り込んで右折したのですが、この時に右を攻めすぎてしまいました。



内輪差によって、後ろの車体が柱に引っ掛かり、擦ってしまったのです。



柱には、ゴム状の保護材が巻かれていたのですが、それでも後輪のタイヤをカバーする膨らんだ部分の車体が、見て判る程度に数ミリほど凹んでしまいました。

左折の場合は比較的内輪差に気を付けるのですが、右折でギリギリのコースを曲がろうとしたことが無かったので、内輪差の意識が足りなかったのです。

 

ちょうど、点検のタイミングだったので、ディーラーに持って行って、修理の見積もりをお願いしてみたのですが、これがまた想像以上に高いのです。

 

そろそろ買い替える時期なのですが、下取り価格よりも高いくらいの見積もりだったため、修理は諦めてそのまま乗っているのですが、運転が下手くそなのがバレバレで恥ずかしいですねー。

 

今回の教訓は、単純に「右折時の内輪差」です。

 

出口に精算機のある駐車場なんかは、同様のリスクがあるかも知れないので、気を付けましょーねー。

 

おしまい

 

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