「北海道チーズフェス2022(前編)」では、2/27(日)に発表された、50種のチーズの中から選ばれた上位7位までの結果をご紹介しました。
1位:No.2 デザートチーズ 二世古 粉雪 クローブ&オレンジ(ニセコチーズ工房)
2位:No.44 酪佳(さらべつチーズ工房)
3位:No.31 和乾酪燻り昆布だし(旭川あらかわ牧場)
4位:No.13 グラナ・ディ・エゾ(ファットリアビオ北海道)
5位:No.23 ジャパンブルーおこっぺ(冨田ファーム)
6位:No.8 クリームチーズ(トワ・ヴェール)
7位:No.6 熟モッツアレラ「ころ」(足寄町農業協同組合 あしょろチーズ工房)
この中で、私たち家族が上位5つに選んだチーズは、2位のNo.44と6位のNo.8の2つのみでした。
もう少し詳しく説明しましょう。
これが、私が記録した得点表です。
こちらが嫁さん。
そして息子です。
これらを集計した結果、上の上位7種に対する、私たち3人の評価を足した総合得点(15点満点)は次の通りです。
1位:No.2 8点
2位:No.44 14点
3位:No.31 6点
4位:No.13 13点
5位:No.23 5点
6位:No.8 13点
7位:No.6 3点
2位、4位、6位については良い点数を付けているのですが、1位、3位、5位、7位に関しては、全体から見ても低い評価をしているのです。
ちなみに、私たちが上位5つに選んだチーズは次の通りです。
No.8 クリームチーズ(トワ・ヴェール) 13点
No.16 有機ゴーダチーズ(ノースプレインファーム) 14点
No.40 ゴーダチーズ(6ヶ月)(チーズ工房マヤッカ) 13点
No.44 酪佳(さらべつチーズ工房) 14点
実は、このブログを書くために集計表を再確認していて、13点をもうひとつ見落としていたことに気付きました。それを含めて、13点の次点は次の2つです。
No.13 グラナ・ディ・エゾ(ファットリアビオ北海道) 13点
※こちらのチーズを見落としていました。見落としがなければ、No.8の替りにNo.13をエントリしていたはずです。
No.39 レクタン(おおともチーズ工房) 13点
このように、私たち家族が「ダメ」と判断したものでも、一般の方が「これはイイ!」と判断するものが半数以上あったという結果になりました。
この結果を見て、「チーズは嗜好品であり、人によって好き嫌いは大きく異なる」ものであることが、改めて如実に感じられたことが第一の収穫です。
そして、事務局側へのメッセージもお伝えしたいと思います。
このイベント、最高に楽しかったです!
結果発表の動画を見て、発送作業を担当された「キサラファーム」の斉藤真社長のチーズに対する配慮、それを受け取る方への心配りには、特に感動しました。
実際、届いた50種類のチーズを見た時、スゲえ!こんなのが届くんだ!という驚きを感じました。
そして、それを食べ比べて審査することを思って、ワクワクしました。
こんなイベント、そうそうあるものでは無いでしょう。
是非、来年以降も継続していただきたいと思います。
「ジャンルごとに投票する」というアイデアも判るのですが、私は今回のようなごちゃまぜ方式でいいと思います。
その上で、少しアドバイス的なコメントもさせていただきます。
結果発表の時、チーズの名称と製造元の情報だけでなく、そのNo.と、どのプレートのどこに配置されていたチーズかという情報も、併せて紹介すると良いでしょう。
それにより、試食した側で、どのチーズなのかの認識がし易くなりますし、試食した時の印象も蘇りやすくなると思います。
チーズの一覧のページと見比べようと思ったのですが、そのURLに辿り着くことが出来なかったのです。
それと、今回の50種のチーズを写真入りの一覧表にして、2ページ程度のPDFファイルで印刷できるようにしてリンクしておくといいのではないでしょうか。
私は自分でそれを作り、印刷して、有楽町の「北海道どさんこプラザ」に向かいました。
一体、50種類の内、何種類のチーズが身近な店舗で購入できるかを確かめるためです。
Webページの情報をスマホで見る方法ですと、上下のスクロールが発生しますので、50種類のチーズと照合するのは至難の業なのです。
そして、そのリストを持って「北海道どさんこプラザ」に訪れた3/4(金)、いみじくも6位に入賞した「トワ・ヴェール」さんが、特設コーナーでチーズを販売していらっしゃいました。
販売されていた方に、そのリストをお見せして、「北海道チーズフェス」で「トワ・ヴェール」のチーズが3種類エントリされていたこと、その中で「クリームチーズ」は上位に入賞していたことをお伝えしました。
不思議な縁を感じたので、私たちも5つの中に選び、6位にも入賞した「クリームチーズ」を購入させていただきました。
そして、斉藤社長の「キサラファーム」の「牛鐘(カウベル)」も売っていたので、そちらも購入しました。
ここで、家族3人でチーズの試食をしながら、点数とコメントを書き込んでいた時の話に戻ります。
私と息子の点数表には、「4.5」という記載はあるのですが、「5」はありません。
「4」よりも美味いけれど、もっと美味いやつがあるんじゃないの?と思って「5」は取っておいたのです。
そして、私たちに取っての「5」は「チーズ工房 角谷のカマンベールチーズ」なのです。
これも有楽町の「北海道どさんこプラザ」で販売されています。
今回、角谷のカマンベールがエントリーされていなかったのは、品質を保って少量に分けて配送するのが難しいからでしょう。
50種類のチーズと食べ比べても、私たちに取って角谷のカマンベールは、明らかにその上を行っています。
「角谷のカマンベールって、やっぱりスゲえんだ」ということを再認識する結果になりました。
但しそれでも、その感覚が万人に通じるものでは無いということも、今回良く判りました。
収穫の多いフェスだったと思います。
出来れば、来年以降もまた参加したいと思います。
このブログをご覧くださっている方にも、お勧めします。
単純にワクワクしますし、楽しいですから。ぜひ。
おしまい