このブログを読んでくださっている方の中で、このタイトルが何を表すのか、お判りになる方はどのくらいいらっしゃるでしょう?

 

ロード・オブ・ONARI」は、「川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつり実行委員会」が製作した、埼玉県川口市をPRするための短編映画のタイトルです。

 

YouTubeで無料公開されており、誰でもタダで観ることが出来ます。

 

 

こう書くと、「地方都市アピールのためのちょっとした動画でしょ」と思われるかも知れませんが、50分ほどの結構本格的な映画です。

 

 

上記URLで詳しく紹介されていますが、主人公の徳川家光に津⽥寛治、錫杖寺住職の娘/萌に朝井瞳子、川口市役所の産業振興課職員/藤枝美咲に秋⼭ゆずき、家光の家臣/堀田に荒井敦史、科学者/平田に奥田圭悟、カメラマン/雪野に元NMB48の東由樹、春日局の末裔?/春日福に松原智恵子、川口市役所の産業振興課課長/伊奈忠道に山口智充、錫杖寺の住職に竹中直人という豪華なメンバーが出演しています。

 

 

さらには、家光の家臣に松林慎司、錫杖寺の住職の弟子に池浦さだ夢、ベーゴマ職人に山田将之、特別ゲストにオートレーサーの佐藤摩弥、川口市のマスコットきゅぽらんも出演しています。

 

ストーリーも良く出来ていて、誰でも楽しんで観られる作品に仕上げられています。

 

一方、川口市のPR映画でもありますので、「これ、川口市に縁もゆかりも無い人が観たら、どんな風に感じるんだろう?」と思えるような、無理矢理に川口市の名所をねじ込んだシーンも随所に見られます。

 

錫杖寺、ふじの市商店街、川口銀座商店街、川口市役所、地蔵院、旧田中家住宅、永瀬邸、cafeかのん、川口オートレース場、川口市立グリーンセンター、青木町平和公園、イイナパーク川口、日三鋳造所、富和鋳造、河村鋳造所といった、普通の人が見ても何が何だか判らないような場所だらけなのです。

 

でも、「ああ。きっとここは地元ではそれなりに人気のあるところなんだろうなあ」と温かい目で見ていただければ、地元をアピールしたいという想いと、観る人を楽しませたいという想いが同時に盛り込まれた作品であることがお判りいただけると思います。

 

川口市にゆかりのある方はもちろん、そうでない方にも是非観ていただきたい作品です。

 

そして、上のブログでもご紹介していますが、私は竹中直人さんの大ファンです。愛を込めて「竹中くん」と呼んでいます。

 

竹中くんが、川口市のPR映画に出演してくれただけでも、ちょー感動なのですが、さらにさらに、試写会での舞台挨拶の時のエピソードです。

 

なんと、川口市議会議員の関裕通さんが、以前に竹中くんのマネージャーをやっていたんだそうです!

 

 

これにはもの凄くビックリしました。

 

また、これも初めて知ったのですが、メインキャストの一人となる秋山ゆずきさんは、川口市出身なんですね。

 

埼玉県川口市オールロケの〝埼玉映画〟キャストが語る「翔んで埼玉」との違い (2022年1月12日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)

 

彼女がヒロインを演じた「カメラを止めるな!」は、予想を裏切る展開に、非常に感心した、かなり好きな映画です。

 

ちなみに、「カメラを止めるな!」で監督役を演じていた濱津隆之さんも川口市出身なんだそうです。二人とも、きっとちくわぶ好きだと思います。

 

さらに、山口智充さんが演じた伊奈忠道は、「川口の偉人」と言われている「伊奈忠治」の末裔の設定のようです。

 

 

肝心のストーリーについては、是非、本編を見ていただきたいのですが、「しょっからい漬物」と「ベーゴマ」がキーワードになっていること、「寶鉄(ほうてつ)」を5個集めることが命題であることだけ触れておきます。

 

でも、4個目(3番目)の寶鉄を見つけるシーンが本編に含まれていないと思うのですが、これはどういう理由によるものなんでしょうか?

 

恐らく、撮影はしたものの、尺の関係でカットされてしまったんでしょう。

 

是非、ディレクターズカット版も観てみたいものです。

 

あと、竹中くんと弟子のさだ夢が唄っていた「なむだしかじょこんご ぶんぶん なむだしへじょこんご やあやあ」って何の歌なんだろう?

 

おしまい

 

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