息子が、YouTubeで「一蘭」のカップ麺の動画を見たのがきっかけなんです。
「一蘭」のカップ麺は美味そうではあったもの、値段は490円。
490円出してカップ麺を食っていいのか?
その3分の1以下の値段で、そこそこ美味しいカップ麺がいくらでもあるけど、「一蘭」のカップ麺はその3倍以上美味いというのか?
いやそもそも、人としてカップ麺に490円出したら、その時点で負けだ。
おれはもっとリーズナブルな値段で、コストパフォーマンスに優れたカップ麺を見つけてやる!!
そんな思いが息子を衝き動かして、カップ麺探しの旅が始まったのです。
とは言っても、片っ端からカップ麺を試してみるという訳ではありません。
嫁さんがお勧めの「日清麺職人 醤油」をベースとして、それよりも美味いカップ麺を探していく、というアプローチなんだそうです。「ノンフライ麺」というのがひとつのくくりになるようです。
そしてまずは「麺づくり 鶏ガラ醤油」と比較して、醤油部門の優劣を見極めていく、という作戦です。
この2種類の勝負は比較的判りやすく、「麺づくり 鶏ガラ醤油」に軍配が上がりました。
その後も「日清麺職人 味噌」と「麺づくり 合わせ味噌」の勝負など、まずは同じ味での比較をしていました。
そして、豚骨勝負として、「日清麺職人 とんこつ」を食べた後に「麺づくり 旨コク豚骨」を食べた時のことです。
「麺づくり 鶏ガラ醤油」があれだけ美味かったにもかかわらず、「麺づくり 旨コク豚骨」は全く美味く無い、と言うのです。
私もひとくち味見をさせてもらったのですが、何となく麺がもっさりとしていて、豚骨スープとの相性はいまいちだと感じました。
その日、10/16(土)のことです。
私が事務でストレッチをするふりをしながら昼寝をしていると、息子からSMSが届きました。
「麺づくり、味により麺の太さが違うことが判明」
「尚、麺の太さは4種類の模様」
確かに、上のWebページには、6種類の商品が以下のように紹介されていました。
- 麺づくり 鶏ガラ醤油 ノンフライ細麺
- 麺づくり 合わせ味噌 ノンフライ太麺
- 麺づくり 旨コク豚骨 ノンフライ極細麺
- 麺づくり 鶏だし塩 ノンフライ細麺
- 麺づくり 担担麺 ノンフライ中太麺
- 麺づくり 醤油とんこつ ノンフライ中太麺
恐ろしいことに、確かに「極細麺」「細麺」「中太麺」「太麺」の4種類が存在したのです!
そして、「鶏ガラ醤油」「合わせ味噌」「旨コク豚骨」「醤油とんこつ」の4種類を買って来て欲しい、との指令が私に下りました!
ご存じの通り、私はこういった意義のある任務に対しては、非常に燃える性分です。
そして、「麺づくり」の4種類の麺を探したことのある方なら良くお判りの通り、なかなか一軒の店で4種類の麺をゲットすることは困難なのです。
マルエツ、コモディイイダ、セイムス、マツモトキヨシ、SEIYUと回っても、「鶏ガラ醤油」「合わせ味噌」「担担麺」しかゲットすることが出来ません。
麺の種類では3種類、但し、リクエスト外の担担麺も含んでいます。
最後の頼みでヤオコーに行ってみたところ、見事に6種類全てがラインナップされていました!
「旨コク豚骨」「醤油とんこつ」をゲットして、見事ミッションクリアーしました!
但し、同じヤオコーでも、同じ品ぞろえがあるとは限りませんので、注意してください。
そして、翌10/17(日)に昼、親子3人で4種類のカップ麺の食べ比べをします。
「麺づくり 鶏ガラ醤油 ノンフライ細麺」4分。
「麺づくり 旨コク豚骨 ノンフライ極細麺」3分。
「麺づくり 醤油とんこつ ノンフライ中太麺」5分。
「麺づくり 合わせ味噌 ノンフライ太麺」5分。
つまり、3分、4分、5分と時間差でお湯を張って行けば、ほぼ同じタイミングで仕上げることが出来る、という算段です。
そして、一番時間のかかる「麺づくり 合わせ味噌 ノンフライ太麺」から、かやくを入れてお湯を注ぎます。
そして、こちらも5分かかる「麺づくり 醤油とんこつ ノンフライ中太麺」を急いで仕込みます。
次は4分の「麺づくり 鶏ガラ醤油 ノンフライ細麺」。
最後に、「麺づくり 旨コク豚骨 ノンフライ極細麺」3分に湯を張ります。
そしてまずは「麺づくり 旨コク豚骨 ノンフライ極細麺」が完成。
続いて「麺づくり 鶏ガラ醤油 ノンフライ細麺」もほぼ同時。
「麺づくり 醤油とんこつ ノンフライ中太麺」も出来上がりました。
当然、「麺づくり 合わせ味噌 ノンフライ太麺」も完成しています。
さあて、食い比べるよー--!
まずは「麺づくり 鶏ガラ醤油 ノンフライ細麺」から。
ああ。これ美味いわ。
続いて、「麺づくり 醤油とんこつ ノンフライ中太麺」。
これは麺もスープもちょっとどっちつかずの感が否めません。
「麺づくり 旨コク豚骨 ノンフライ極細麺」。
ああ。なんでだろう?極細麺なのに、何故かその極細感があまり感じられない。
むしろ、「麺づくり 合わせ味噌 ノンフライ太麺」の方がまだ判る。
太麺が美味しいかと言われると、それほどでも無いのだけれど、スープはなかなかにして美味く、そして麺もそれに合わせているような努力の跡が感じられます。
結果的に、ダントツ1位は「麺づくり 鶏ガラ醤油 ノンフライ細麺」でした。
そして、「麺づくり 合わせ味噌 ノンフライ太麺」が明確な差を持って2位に位置づけます。
「麺づくり 醤油とんこつ ノンフライ中太麺」はどっち付かずでしたが、それでも3位です。
そして、「麺づくり 旨コク豚骨 ノンフライ極細麺」にはほぼ魅力を感じないのです。
これらの食べ比べの結果は、息子ともほぼ同意見でした。
同じ「麺づくり」の中でも、これだけ印象に差があることに、改めて驚きを感じました。
それにしても、こんな風にして、カップ麺の食べ比べをする高校生、大丈夫なんでしょうか。。。?
おしまい