浅草寺の裏手には、「あんですMATOBA」というあんぱんの人気店があります。

 

そしてさらにそのほど近くには「株式会社丸千」という看板のある、「あられちゃん家 浅草店」があります。

 

あられちゃん家 浅草店は、(株)丸千、(株)もちや、(株)三真のグループ三社の工場直売店です。

 

とWebに書かれている通り、ここでは、柿の種をはじめとして、あられ、おかき、おせんべい、スナックなどの乾きもの系のお菓子類が、多種多様に取り揃えられて販売されています。

 

2018年11月ごろに、マツコ・デラックスの「夜の巷を徘徊する」というテレビ番組にも取り上げられたことがあるそうです。

 

私がこの店に行くようになったのは、どのくらい前のことだったでしょうか。

 

上記のテレビ番組のことを知って、「ああ。あの店か。テレビで紹介されたんだ。」と思った記憶はありますので、3年以上前ではありますが、浅草で贔屓にしているお店の中では、かなり新顔です。5年前くらい前といったところでしょう。

 

とにかくいろんなお菓子があるので、最初の内は気になるものを少しづつ買って、気に入るものを探すようにしていました。

 

そんな中で出会ったのが「」なのです。

 

 

たまたま、アメブロで面白いブログを見つけたのでご紹介しましょう。

 

中倉隆道さんという、フリーアナウンサーの方の2018年6月のブログです。
 
柿ピー研究家」でもある中倉さんが、「虜」を紹介されているのが上のブログです。
 
「柿ピー研究家」というだけあって、「虜」の魅力をかなり的確に表現されていると思いますので、是非参考にしてみてください。
 
とにかく、柿の種部分がでかくて硬いのが特長なのです。
 
食ってる感がある柿の種、と言えば少しイメージが沸くでしょうか。
 
こんな感じなんです。
 
 
これを食べて、私も嫁さんも息子も、かなり気に入りました。
 
特に嫁さんは柿の種にはうるさいので、そのお眼鏡にかなったということは、かなりの実力者として認定して差し支えないでしょう。
 
そしてそれから、「丸千」に行く度に、「虜」を5袋くらい買って帰るようになりました。
 
それが何回か続いた後、「丸千」に行ってみると、「虜」が置いてありませんでした。
 
その時は、たまたま売り切れだと思ったのですが、その次に行った時も置いていないのです。
 
思い切って、「あのお。とりこって言う柿の種があったと思うんですけどお。」とお店の方に聞いてみたところ、「ああ。あれ、もう作らなくなっちゃったんですよ。」と言われて、失望のズンドコに突き落とされました。
 
以来、しばらく「丸千」自体から足が遠のいていたのですが、2021年の8月頃、久しぶりに「丸千」に寄ってみたところ、何と「虜」が置いてあるではありませんか!
 
但し、この時は賞味期限の近いものが半額セールになっていたのです。
 
10袋ほど買って帰ったのですが、もしかしたらこれで本当におしまいかもしれない。。
 
そして、9月に再度訪れた時にも、「虜」は普通の値段で売っていました。
 
ただ、それ以降は「丸千」には足を運んでいません。
 
 
そして、製造元である株式会社三真のWebには、「虜」は掲載されていないのです。
 

株式会社三真・株式会社餅工房 (mochikoubou.jp)

 

柿ピー研究家のブログも2018年6月に書かれたものでしたが、Webを検索しても、最近の情報を確認することは出来ないのです。

 

つまり、こんなブログを書いても、もはや誰も入手出来ない状態になってしまっている、幻の柿の種かも知れません。

 

もちろん、次回浅草に行った時には、確認して来る予定ですが、気になる方は是非お先に、浅草を訪ねてみることをお勧めします。

 

おしまい

 

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