「マインクラフト(1)」では、木を刈ることで木材を入手し、オノやツルハシなどのツールをクラフト出来ること、鉱石を採掘して、石炭や、鉄鉱石から鉄などを入手できることなどを説明しました。
私が、この「マインクラフト」に関するブログを書き始めた理由は、最近またマインクラフトの新しい遊び方にハマったので、それがどんなものかを紹介したい、という理由もあるのですが、もうひとつ、マインクラフトを全く知らない人にも、どんなゲームなのかをイメージして欲しい、ということもあります。
そして、「面白そうなだな。やってみようか。」と思ってくれる人が1人でもいたら、こんなに嬉しいことはありません。
で、マインクラフトがどんなゲームかをイメージする上で、理解しておかなければならない前提知識の説明を飛ばしていました。
それは「ブロック」という概念です。
例えば、木や土、鉱石などの構造物は、基本的に1m立方の「ブロック」で構成されています。
また、基本的にブロックを配置したら、同じ場所に別のブロックを重ねて配置することは出来ません。
これは、地面の上に土ブロックを設置したところです。
そして、この「ブロック」は「位置」の概念にも使用されています。
F3キーを押すなどの方法で、プレイヤーは今自分がいる位置の座標を知ることが出来ます。
X座標、Y座標、Z座標で表現され、X座標は東西の位置、Z座標は南北の位置を示しています。XとZの値は、「0」が何を表している、などの具体的な意味は無く、相対的な数値(どの程度移動したか判るためのもの)だと考えてください。
このXとZの値をメモするなどしておけば、どこか遠くに行って道に迷っても、座標の情報を頼りに元に戻ってくることができます。
そして、Y座標は高さを表しています。
海面ぎりぎりの陸地の高さは「63」です。
これよりも大きければより高い場所となり、62以下であれば地下にいることを意味します。
Y座標の下限は「0」、上限は「256」です。
これは今、プレーヤーが(X,Y,Z)=(-238,63,238)の位置にいることを示しています。
プレイヤーはヒト型なので、横1ブロック、縦2ブロックの空間が無いと移動することが出来ません。
例えば、頭の上に木の葉が茂っていて、前のブロックが一段高かったりすると、先に進めなかったりします。
まあ、葉っぱのブロックは素手でも簡単に壊せるのですが、地味にストレスだったりします。
ちなみに、地面に生えている草や野菜などについては、そのまま進むことができます。
前回も軽く触れましたが、木や鉱石などの構造物、オノやツルハシなどのツール類の他に、「マインクラフト」の主要なアイテムをもう2種類紹介します。
ひとつは「農作物」です。
その辺に生えている雑草を適当に壊してみると、たまに緑色の粒粒のようなものが手に入ることがあります。
これが「種(たね)」です。
これを耕した土に植えておくと、時間の経過とともに育って、やがて「小麦」として収穫することができます。
これが「小麦」の畑です。手前の茶色くなっているものは収穫することが出来ます。
他にも「ニンジン」や「じゃがいも」などの農作物がありますが、入手方法がちょっと異なることだけ説明しておきます。
もう1種類の主要なアイテムは「動物」です。
周りをウロウロしていると見つかるのが、「羊」「牛」「豚」「鶏」などです。
殺生して肉にして食べることも出来るのですが、ゲームとはいえ、生き物を殺すのには、抵抗を感じます。
逆に、「羊」と「牛」には近くにいる2匹以上に「小麦」を与えることで繁殖してくれます。
同様に、「豚」には「ニンジン」、「鶏」には「種」が餌になります。
私がマインクラフトを始めて、最初にハマったのは「羊の繁殖」でした。
餌を与えることで増えて行くのが、単純に楽しいのです。
小麦を右手に持っていると、羊が寄って来ますので、そうして引き寄せながら、家などのある拠点に連れて来ます。
逃げないように、木材で作った柵で囲って、羊牧場にします。
他の動物に比べて羊の繁殖が楽しいのには理由もあって、羊には色が付けられるのです。
その辺に咲いている花を採ると、それから染料が出来て、それで羊を赤く染めたり、ピンクにしたり、黄色と赤の染料を混ぜてオレンジにしたりなど、色にはかなりの数のバリエーションがあります。
これは、白と赤の羊です。
もともとは海であったところを土で埋め立てて広大な緑地を作り、そこに羊を大量に繁殖させて色とりどりの羊たちと戯れるだけでも、結構楽しかったのです。
鉄ブロックからハサミを作っておけば、羊から毛だけを刈り取ることもできます。
2015年の未年の年賀状は、このカラフルな羊毛で文字を作り、紅白の羊をメインにしたスクリーンショットを撮って作成しました。
ちなみに、羊毛はベッドを作るのに必須のアイテムなので、可哀そうですが、最初の2、3匹は、あの世に逝ってもらいましょう。
これも説明を端折りましたが、クラフトは「作業台」という3×3のマスにアイテムを配置することで行います。
「ベッド」は下の3マスに「木材」を並べ、その上の中央の3マスに同じ色の「洋毛」を並べることで作成できます。
一度にプレイヤーが所持できるのは、その下の9×4マス分のアイテムなので、すぐに使わないアイテムは、「チェスト」を作って、その中に保管しておきます。
チェストの中に、食物や木材、石炭、鉄などが溜まっていくと、戦うための装備や武器などを作ったりして、「バトル」するのにも有利な状況を作ることができます。
いかがでしょう?マインクラフトの「バトル」を除いた要素の基本が少し見えて来ましたでしょうか?
今回はこのあたりまでにして、次回は私の苦手な「バトル」や「モンスター」について少し説明したいと思います。
つづく