東京都北区赤羽には、「お菓子の種屋」というお店があります。
赤羽の駄菓子屋「お菓子の種屋」~ふたつの種屋と愛妻家剣士~ | 全国駄菓子屋巡り (nippon-snack.com)
東京都北区・赤羽の駄菓子屋 ~種屋 笑顔の花が咲き誇るタネ~ : 駄菓子屋(文化)探訪ブログ~大切なことはすべて駄菓子屋が教えてくれた~ (dobashimakoto.com)
【北区】赤羽 お菓子の種屋に置かれているレトロゲーム… | Anabolic Town (anagurachannel.com)
このように、いろいろなWebページで紹介されているばかりでなく、「ぶらり」系のTV番組にも良く取り上げられるため、店内には、有名人のサインがたくさん飾られています。
駄菓子の品揃えが豊富なところも素晴らしいのですが、この店の一番の特徴は、昔懐かしい10円ゲームが何台も現役で並べられているところです。
私自身も、子供のころ、駄菓子屋の店頭に置かれていた10円ゲームにハマったクチです。
10円玉自体をパチンコのように弾いて、最終的にゴールに入れたら当たり券が出てくる、というものです。
そして、息子が小学生くらいの頃には、良くこの店に10円ゲームをやりに連れて来ていました。
そのために、買い物をしてお釣りでもらった10円玉は使わずに貯めておくようにして、一度に1000円分位つぎ込んで、500円分位の当たり券をゲットし、それで駄菓子を買うのを楽しみにしていました。
そんな息子が、先日友達と一緒に赤羽に行って、10円ゲームをやってきた、と言うのです。
流石に、10円ゲームをやるために赤羽に行った訳ではないのですが、何かのついでに「種屋」の近くまで行ったので、久しぶりに10円ゲームをやったのだそうです。
そして、「200円両替して、当たり券を200円分当てたぜ!」とかなり自慢げに話します。
それに味を占めた息子と、次の土曜日に10円玉を持って「種屋」に行くことになりました。
時間はすでに5時半を過ぎていたため、周りはもう暗くなっています。
「種屋」には10円ゲームが5台並んでいました。
しかも驚いたことに、息子が小さい頃に遊んでいたゲーム機のみでなく、別のゲーム機まで増設されていたのです。
これが、息子が高確率で当たりをあてた「サーブアタック」という台で、私も初見でした。
こちらも新顔の「スーパーテニス」。
いまいちルールが良く判らないのですが、左右のプレーヤーに点数が入って行き、両方を「あたり」もしくは「大あたり」で止めれば、券がゲットできるようです。
点を取り過ぎるとゲームオーバーになってしまいます。
結局、この台ではあたりを当てることは出来なかったのですが、結構楽しめる新台です。
こちはお馴染みの「カーレース」。
2か所にゴールが設置されているところが特徴です。
ただ、手前のゴールには入れてもあたりは出ないようになっていました。
こちらも同じ色違いの「カーレース」です。
こちらは、手前のゴールにも「当たり」と書いてあるので、2回チャンスがあるのかも知れませんね。
私が一番得意とするのは、こちらの「キャッチボール」です。
左で弾いて、右で弾いて、を繰り返すのですが、途中で失敗することは殆ど無く、実質は最後の右の一発勝負です。
今回も、これで見事当たりを当てました!
この当たった時に、「ボッコン!」と言って券が排出される感覚がたまりませんよね。
100円突っ込んで、当たり2枚(40円)でした。
「10円ゲーム 当りが出たら お店でお菓子と こうかん出きるやつだ」
あ。「やった~」ね。
さて、そうする内にも、息子くんは真面目に「サーブアタック」に取り組んでいます。
でもこの日はどうもスランプです。
実質、最後のアタックの一発勝負なのですが、なかなか加減が難しい。
結果的に、500円くらい使って、当たり券は9枚(180円)でした。
でも、楽しいのでいいんです。結構悩んで店内で駄菓子と引き換えていました。
実は翌日、赤羽に別な用があったので、再度「種屋」に足を運びました。
明るい状態で写真を撮り直しておきたいと思ったのです。
「サーブアタック」は右上のキュートなお姉さんの表情が良く見えますね。
「スーパーテニス」も「大あたり」「あたり」などの表示が見易いかな。
でも、必ずしも明るい方が良いという訳でもありません。
「カーレース(黄)」には、何やら怪しい坊主のオッサンが写りこんでいます。ホラーだ。
ここまで撮ったところで、親子連れの4人組が登場。
譲りつつ、隙を狙って残りの写真を撮りました。
「カーレース(オレンジ)」は写りこまないように斜めから。
「キャッチボール」も反射しちゃって見づらいですねえ。
これは暗い方が良かったかも。
ちなみに、4人組はお母さんがかなり入れ込んでいまして、当たりをゲットして「っしゃ!」と気合を入れていました。
こんな風に、赤羽は朝から飲めるというメリットがあるだけの街ではなく、童心に帰って遊ぶこともできる街です。
さらに、世界で唯一と言われている、ちくわぶ料理専門店もある、というウワサも耳にします。
是非一度、「ちくわぶの聖地」赤羽に足を運んでみてくださーい!
おしまい