このブログのタイトルを見て、私がどんな内容のブログを書こうとしているか、すぐにお判りになるでしょう。

 

そうです。

 

Windows 10 バージョン20H2のリリース時のOSビルドです。

 

米国時間の2020/10/20(日本時間では2020/10/21)に、Windows 10 バージョン20H2が一般公開されました。

 

「一般公開」とは何ぞや?と思われるかも知れませんが、今回については、「Windows 10のダウンロード」のページから、バージョン20H2にバージョンアップすることができたり、バージョン20H2のインストールメディアを作成できるようになった、と理解しておけばいいでしょう。

 

 

Windows 10 バージョン2004を使用しているユーザーが「Windows Update」で「更新プログラムのチェック」をすると「Windows 10 バージョン20H2の機能更新プログラム」が降って来るようになった、と言うことも出来るのですが、必ずしも降ってくるとは限らないようなので、前述の「Windows 10のダウンロード」のページが新しくなった、という理解の方が正しいと思います。

 

Windows 10のダウンロードのページでインストールメディアを作成する場合、「32ビット」「64ビット」「両方」のいずれかを選択することが出来るのですが、私が試した限り、「両方」で作成しようとすると、以下のようなエラーが発生するようです。

 

 

まあ、「32ビット」が必要になる機会はもう無いでしょうから「64ビット」で作成しておけばいいでしょう。

 

このメディアを使用して、クリーンインストールなり、アップグレードインストールなりすると、OSビルドが「19042.572」になります。

 

ちなみに、バージョン2004から「Windows Update」で20H2に上げる場合は、イネーブルメントパッケージと呼ばれる「KB4562830」という更新プログラムを適用する形になります。

 

これは、バージョン1903から1909へのバージョンアップの時と同じで、かなり短時間でバージョンアップすることが出来ます。

 

さらにちなみに、正式名称は「Windows 10 October 2020 Update」ですが、これはそのうち覚えきれなくなるので、覚えなくていいでしょう。

 

そして、バージョン2004と20H2との違いとして認識しておくべきことは、以下の3点くらいではないかと思います。

 

(1)バージョンの表記が、従来の「1909」「2004」などから、「20H2」に変わった。

 

(2)「Microsoft Edge」はChromium版が最初からインストールされている。

 

(3)「設定」→「システム」→「システム情報」が「詳細情報」に名称が変わり、「コピー」ボタンが付いた。

 

 

(1)については、知らずに「2009」などと表現してしまうと恥ずかしい思いをしますので、認識しておきましょう。

 

(2)については、もし従来のMicrosoft Edgeを使用していると面食らうかも知れませんが、一般のユーザーはすでに切り替わっているので、問題無いでしょう。

 

企業ユーザーへの影響については、少し心配です。

 

(3)については、いい機能強化なのですが、解せないのは、ひとつのページの中に2か所「コピー」ボタンがあって、それぞれコピーできる内容が独立であることです。

 

OS環境の情報が欲しければ(と言うか、これはそのための機能なのですが)、両方の情報をコピー&ペーストしなければなりません。

 

一発でできた方がいいと思うのですが。

 

それでも、今までは、スクリーンショットを撮ってもらうくらいしか無かったので、有難い機能強化ではあります。

 

それ以外にも、スタートメニューのタイルやアイコンの感じが変わっていたり、「コントロールパネル」にあった機能が「設定」に移行されていたり、「Windows Update」でオプションの更新プログラムが選択できるようになっていたりするのですが、些末な部分です。

 

取り合えずこの位のことを理解しておけば、まあ大丈夫でしょう。

 

何が??