私は2019年9月にアメブロを始めました。
実は、始める暫く前からやってみたいなー、とは思っていて、ブログとして書いてみたい「テーマ」もいくつか考えていました。
ブログを始めた当初、メインのテーマとしていた「Windows 10」は勿論、「うまいもの」と2つを主軸にして、映画、演劇、事務通いに関するものは書きたいと思っていました。
「秋田」を別出しにすることも想定していましたが、「ちくわぶ」を別出しにするのは想定外でした。しかも90本以上書くことになるとは。。。
映画に関しては、テーマとして分けるほどでも無いので、ノンジャンルの「ブログ」の中に書いています。
ただ、書きたいと思っていて、まだ手を付けていないテーマがあったのです。
それは、車の運転に関するものです。
勿論、私の運転は下手くそなので、運転テクニックに関するものではありません。
安全運転には気を付けているのですが、単に「安全運転」をテーマとしたものでもありません。
敢えて言うと、「運転マナー」と言うのが近いように思います。
私は18歳で運転免許を取ってから、30代中盤まで全くのペーパードライバーでした。
嫁さんが免許を取った影響で、軽自動車を買って、運転に再チャレンジした訳ですが、1年以上はなかなか運転に慣れず、いろいろ失敗もしましたし、学んだこともありました。
一番心掛けていたのは、「周りの交通に出来るだけ迷惑を掛けないような運転をすること」です。車やバイクは勿論ですが、歩行者や自転車などに対しても、です。
もう少し言い方を変えると、「全体的な交通の流れがスムースになるように自分が動くようにする」ということです。
俯瞰で付近の交通の流れを見て、滞っているところがあったら、「この車とこの車がもうちょっと車間を詰めて、先にこの車を通してやれば、両方がすーっと流れるようになるのに」とか、「この車が、もうちょっと車間を開けておいて、対抗の車を通してやれば、結果的に自分も早く目的地に着けるのに」なんて、思ったりすることが想像できたりしますよね?
自分が、その俯瞰で見ることが出来て、全体的な交通の流れをスムースにするような運転が出来るようになりたい、ということです。
今回、そういう風に思うようになったきっかけの出来事をご紹介します。
車の運転を始めて、確か半年位は経っていたと思います。
1人で、家の近所を、夜の運転の練習をしていました。
信号のある小さ目の交差点を左折しようとした時のことです。
左折してすぐ、前方に停車車両があることに気が付きました。
通常であれば、対向車をやり過ごしてから、中央線をはみ出して、その停車車両を越さなければなりません。
そして、左折した直後、ほぼ同時に、もう少し先に対向車があることにも気付いていました。
どうしよう、とスピードを落として止まりかけた時、対抗の車がパッシングをしてくれたのです。
「いいよ。先に行きな。」という合図です。
私はこのパッシングのお陰で、余計な時間や手間をロスすることなく、すっと停車車両を追い越すことができたのです。
私はこのパッシングに大変な感動を覚えました。
ああ。ベテランドライバーってこういう事なんだ。すげえ。見習わなくちゃあ。
今思えば、先生(敢えてそう呼びます)は、私のような左折車が来ることを予期して、停車車両を追い越せる程度のエリアを空けた状態で信号待ちをされていたのかも知れません。
そして、予想した通り、左折車が来た。しかも初心者マークを付けてるじゃないか。止まりそうになってる。合図してやんねえと判らねえな。ほい。どうぞ。
そんな風に瞬時に考えたのかどうかは判らないのですが、非常に適切なタイミングで私にパッシングを送ってくれたのです!
今思っても、私には先生と同じように、瞬時のタイミングでパッシングを送れる自信は無いのですが、しかるべき時には、この「お先にどうぞ。」のパッシングを使うようにしています。
いかがでしょう?
恐らく、先生と同じようにパッシングを使用出来るドライバーって、100人に1人もいないと思うんですが。
おしまい