「UDデジタル教科書体」は、Windows 10標準で持っているフォントです。
 
「UD」は「ユニバーサルデザイン」の略で、弱視の方などにも視認しやすいフォントとなっているそうです。
 
UDデジタル教科書体は、Windows 10バージョン1709でOSに含まれました。
 
私はInsider Previewで1709の正式リリース以前にこのフォントを見ましたが、一目でこのフォントが気に入りました。
 
例えば、「ワードパッド」を起動して、フォントのところで「UDデジタル教科書体」を選択すれば確認することができます。
 
 
 
当初は、太字と細字の違い、半角文字などの幅の違いで4種類だったのですが、いつの間にか6種類に増えていました!知らなかった!
 
広告のフォントとして使われたり、パワーポイントのスライドのフォントとして使われたりすることも多くなったので、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
 
何故、今「UDデジタル教科書体」を紹介するのかと言うと、たまたま下のWeb記事を見つけたからです。
 
奈良県教育委員会では、このフォントの活用を積極的に進めているそうです。
 
「UDデジタル教科書体は教育において有用なのは間違いありません。ただ、まだまだ知名度はあまり高くありません。世の中に知られれば、きっと当県と同じ動きが各地で生まれてくるでしょう。」
 
こんな評価をしてくれる人がいたんだ!と嬉しくなりました。
 
ちょっと探してみたら、こんなWeb記事もありました。
 

教育現場で話題!子どもの学習意欲を上げる「UDデジタル教科書体」とは?

 
やはり教育現場で活用されている、という内容の記事です。
 
本当にフォントを「UDデジタル教科書体」に変えるだけで、それまであまり読まれなかったドキュメントが読まれるようになったりするものでしょうか?大人にも効果があるのかな?
 
疑問に感じる半面、試してみたいという欲求に駆られます。
 
実は今、その実験に着手しつつあります。
 
お楽しみにお待ちください。ってそんな人いないか。