
小説が映画化されたときにはたいていは原作を読んでから映画を観ることにしています。そうすることで監督さんや演出家の意図を推し量りながら観ることができるので楽しみも倍増。今回はちょっと時間が無かったのでいつもとは逆。深夜興業ではじめに映画を観てしまってから、原作を1週間かけて細切り読書。何度もページを戻しながらの読書も面倒なものです^^;
さて、評価の分かれる作品。井筒監督などからは相当に酷評されているようです。ただ一般的には評価は高いようです。(映画のこと)
作品(原作)の中ではかなり色々なことがテーマになっているように感じました。特攻と自爆テロ、狂信的愛国者、ヒロイズム、家族愛、恋愛小説を思わせる下りもあったり。戦史的な部分はネタバレ的なところもありやや飽きます。
上手く表現はできませんが、帝国主義が世界を席巻する時代、日本の行動、その後の大東亜戦争を二元論のみで考えることには無理があると思います。大学の史学の先生で右よりの方がいて「歴史教育の課題と皇国史観」について熱く講義をされていた教授をちょっと思い出したりもしました。
亡くなった特攻隊員4400人の中の一つのエピソードとして捉えることが冷静かなぁ~と感じました。




