そこで、運良くQuasiDiskを手に入れていたのでこれを使ってiPhone4と新ipadのテザリング方法について書いてみます。
まずQuasiDiskですが、これがもうApple公式ストアでは消されてしまいましたが、Socksプロキシを使ってテザリングができるいわゆるiProxy系のソフトです。PayupPunkやHandyLightといったアプリでは問題なくつなげますが、これの場合にはどうもちょっとした設定を行わないとつながらないようです。
まず最初にQuasiDiskの使い方については、Googleで検索してもうらうとして、試したことを書いてみます。
QuasiDiskですが、これもPayupSuckと同じように内部にSocksプロキシ用のHTTPサーバはたっているようです。(http://IP:8080/socks.pac)でもってこれます。ただこれをもってきてもipadではうごいてくれませんでした。
そこで、下記のように設定したら見事?動きました。
必要なもの
1.WiFiルーター
ipadとiPhoneはアドホックモードでは相互につながらないためにどうしてもインフラストラクチャモードでつながる無線LANアクセスポイントが必要となります。どんなものでも大丈夫だとはおもいますが、ここではあまったSIMカード無しのPocketWiFi2を使うことにしました。
2.iPhone4( non jailbreak)
これにQuasiDiskが入っているモノが必要です。
3.ipad
当然ですね。
で、上記を次のような設定にしてみました。
1.iPhone4
PocketWiFiがデフォルトでもってくるIPアドレスは192.168.43.xx/24のようです。
デフォルトゲートウェイを設定してしまうと外部との通信が3G系の通信を通りませんので手動設定にします。
ここでは次のような値にしてみました。

IP:192.168.43.47
Subnet:255.255.255.0
GW 無し
という形となります。
2.QuasiDisk


5100ポートでFTP待ち受けします。
3.ipad


同じように手動IPで設定します。
IP:192.168.43.47
Subnet:255.255.255.0
GW 無し
HTTPプロキシ手動
192.168.43.47
ポート 6666
・・・ここまでかいてておもったんですが、これ結構汎用的なんですよね。
Socksレイヤで実装しているソフトは少ないんですがHTTPプロキシレイヤで実装しているソフトは結構あります。
たとえば、IEとかでもQuasiDiskはHTTPプロキシで設定すれば動いてしまうようです。
よくわからないところがオリジナルですね