一日一首☆ぼろの短歌日記☆

紫苑色のお雛様

　ついに3月になってしまいまいた。早いですね…。

2月28日（木）

つけまつげピアスの女雛華やかに紫苑の色の衣装まといて

　昨日は病院の帰りにデパートによってきました。お店の中が春の色でいっぱいになっていて、気持ちがとっても華やぎました。

　最近は、お雛さまもずいぶんと様変わりしたようで、現代的なお雛様があってびっくりです。

　衣装の色も紫やピンクなどのものや、レースを襟元にあしらっていたり、ぼろの持っているお雛さまとは全然違います。時代とともに顔や衣装、髪型は変わってきていますが、こんなに著しい変わり方をするのですね…。

2月26日（火）

羽ひろげ飛ぶ白き鳥雲になり春の空には心も遊ぶ

2月27日（水）

キラキラと音閉じ込めし小箱から飛びだせる音輝いており

オーヴァチュア天から聞こゆ音楽が金の筒から生まれ出でけり

　音羽にある「オルゴールの小さな博物館」に行ってきました。

　今年の5月15日で閉館してしまうということで、テレビでも取り上げられていたので、予約をして行って来ました。

　もう20年以上前に1回行ったことがあるのですが、事前に予約しないと入れないので、ずっと行っていませんでした。

　凄く綺麗な音で、感動的な時間を過ごすことができたのですが、あまりに素敵で、どうやって表現していいのか…。ぼろの貧弱なボキャブラリーと表現技術では、短歌にできませんでした。

2月25日（月）

腕ひろげ空の青さを受け止めし白木蓮の花芽ふっくり

　家の近くの白木蓮の花芽が、知らない間にふっくりとふくらんでいました。

　寒い日が続いていても、春は確実に近づいてきているし、木々は着実に春の準備をしているのですね。