鳥山明さんの訃報、享年68歳…

TARAKOさん、63歳。


アラカンの私にとって、他人事ではないと痛感する出来事がある。


この週末の2日間、私は体調不良で丸々寝込んでいた。

今までの「体調不良」ではない、本物の体調不良だった。

とにかく起き上がっていられず、もうひたすら眠るしか出来ない状態だった。

金曜夜の下剤が効いたのか、少し下痢もしていた。

本当に全く起き上がれないのである。

土曜日はひたすら眠り、日曜日も寝込んだ。

私は、このまま死ぬのかな、と思った。

枕の横のカーテンを眺めながら、

死ぬ前に見るのは意外とカーテンなのかもしれないと思った。


私はいずれ、こうして起き上がれなくなり、

下の世話も自分で出来なくなり、

そうして食べられなくなり、

死んでいく日が来るのだ…


それがありありと身近に感じられ、初めて本当に死の暗闇を感じた。

怖かった。


私が思うに、60代を乗り切れるかどうかが分かれ道だと思う。


でも自分の場合…


50代を乗り切って60にたどり着くかどうかがまずはの目標だと思った。


それを考えると、人生は多分10年くらいしか残されていない。


私は主人がいなければ生きていけない、というのは、私はうつ病で家事のほとんど全てを主人に依存しているからである。

夕飯の準備ももちろん含まれる。


私はうさぎさんを昨年秋に飼い始めた。

今思うに、軽率だったのかもしれない。

私に似合わない大変活発で野生的で、抱っこなど全くさせてくれないミニウサギさんだからである。

私はこの子のお世話を、果たして最後まで出来るのであろうか。

主人にもしもの事があれば、最悪手放すのか、でも年をとったうさぎさんを引き取る人がいるとは思えない。可哀想だった。やはり私が最後まで面倒をみなくてはならない。


私は、色々なことに興味を持つタイプなのだが、

この先の人生、体力のない自分には、ほとんどのことがこなせないだろうと思われた。


この先の人生は、うさぎさんと、アートだけに捧げよう…


改めてそう思ったし、

ネイルもやめ、まつ毛パーマもやめ、顔剃りもやめ、高い美容液もやめ、

要らない本などは手放さなくては、と思った。


とにかく予定はほとんど入れてはいけない。

そして、スポーツクラブはやめて、

毎日買い物に行くことから始めようと思った。

私の体力は、そのレベルから始めないとダメなくらいゼロに近かった。


起き上がることもできず、ベッドで横になりながら、カーテンを見つめ、死の暗闇を感じた時は本当に怖かった。

そしていつか病気になってそうなってしまうのか、と思うと、

絵の方も、うさぎさんのお世話の合間の少しの時間を縫いながら、一作一作と、イラストを完成させていき、自分の生きた証を残したいと思った。

イラストレーターになりたいとか、漫画家としてもっといい作品を描かせてもらいたいとか、

そういう何か夢のようなものは、もはや私には現実的でなかった。

そんなふわふわしたものは、遠くに感じた。


一枚の絵を残していく。それを重ねて続けていく。

買い物をしながら、時々神社に足を延ばして、体力をつける。

うさぎさんだけは愛情を持って育て続ける。


死を身近に感じ、

50代を乗り切ることをまず目標に、

少しずつ生きていこうと思った。


健康の有り難さ、

それを痛感した。


まずは、予定を減らそう。

使いすぎていたお金を考え直そう。


海外ドラマを見ることが唯一の休憩タイムなので、

その時間を持って、

休み休み、合間に絵を描いて、

一日を生き延びよう。。


とにかく、

増やす、ということをやめて、

まずは維持、

そして減らしていこうと思う。


多分、先週一日も休みがなく、一日に2つも予定があったりして、疲れ果てたのだと思う。

それと下剤。

それ以外原因は考えられず、

本当に謎の体調不良だった。

本物の体調不良だった。


どうか無事に50代を乗り切れますように。

還暦をお祝いする昔の風習は、正しいのだな、と思った。

60まで辿り着ければ本当にお祝いものである。


どうか、50代を無事に乗り切り、

うさぎさんのお世話も続け、

作品を残していけますように。

主人と穏やかに暮らせますように。


死を身近に感じ、

人生を考え直した週末だった。