GWは旅行せずに、せいぜい日帰り遠出がいいとこな我が家ですが、今回1泊2日で温泉に行くことに♨️


ところが!
2日前に探して、びっくりするくらい宿も電車もレンタカーも空いてなくて(当たり前か)
なんとか、キャンセル出た野沢温泉の宿を取り、最後は長野でなく高崎からレンタカーという作戦に。
高崎から野沢温泉は、普通にいけば2時間半ちょい。



ゆっくりめに出発し、高崎から上信越道はスイスイ。
長野県に入り、北上すると桜や菜の花が現れ、遠くに雪山が見え、なんだか不思議な感覚でした。とっくに桜は終わり、すでに夏の装いな東京から来たので、時間軸がズレてるのかな?と思うくらい。

今回、ちびはジュニアシートで初助手席でしたが、どうもお気に召さないようで、後部座席がよいと。
昔、助手席の取り合いで兄弟ゲンカした私には不思議。


1日目昼はおそば。
野沢温泉内の有名店、『庄平そば』。
そばは美味しいし、山菜天ぷらもよかったけど、とにかく待つし、最近の飲食店にありがちなお客は出てるけど片付けが追いつかず、さらに店員も笑顔もやる気もなく、もやっと。

そばやが中心地あたりにあり、このあたりは観光客たくさん! 野沢温泉スキー場がまだオープンしいて春スキーを楽しむ人々が大半のよう。

野沢温泉は、外湯が12もあるのですが、端から端まで歩くのはかなり距離が(^^;;
昔行った渋温泉みたくコンパクトでないし、とにかく熱い❗️ 源泉の温度が高く、とても入れないものも多いので、外湯は2〜3つくらいかなと。
住人の方は野菜を洗ったり、天然の蒸し器状態で温泉たまご作ったりできる場があり、観光客はその光景を眺める、というのが野沢温泉観光の醍醐味。足湯もありましたが、結構芋洗状態でしたw


この日は早めに宿へ。
宿は、きのこ料理が楽しめる『丸中ロッヂ』さん。
早速宿のお風呂へ。ここはちび連れて女湯へ。
大きくはないけど、誰もいなくて、熱くもなく快適で、2人でゆったり楽しみました♪
家より広いお風呂大好きなちびは、気持ちいいね、と喜んでました。あったまったら一回浴槽から出て冷まして、また浸かるとか、温泉の入りかたも慣れてきたねぇ♪(´ε` )

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左から下に
麻釜。ここで野菜を洗ったり調理したり。
中尾の湯。宿からすぐの外湯。なんとか入れた。
宿からの夕陽。山に沈む瞬間が見られた。
麻釜とちび。後ろに住人の方が写ってますね。
宿飯。きのこ鍋!小学生なので食事付。



きのこはシーズンオフなので、昨秋のものを塩漬け保存したものを使ってるとのことですが、みずみずしく絶品♪ 天ぷらは揚げたてを出してくれるし、豚の生姜焼きも川魚(桝?)美味しいし、山菜を使った酒のつまみ系もたまらんし、酒もサクサク進む。

他のお客さんは、高齢の方が多かったけど、スキーされるからか、あまり飲まずに食事が終わるとすぐ引き上げられていました。
我が家はゆっくり楽しんでたので、最後ご主人にいろいろお話が聞けて、それもよかった。やっぱり秋がよさそう。きのこ狩りも連れてってくれるらしい。


外湯は結局3つ回りました。
宿そばの中尾の湯。
だいたい熱い方と冷ましたぬる湯があるのですが、ぬる湯でも全然熱い!! たまたま人が少なく地元のやさしいおばさまばかりで、あまりに入れずピヨピヨしていた私を見かねて、ケロリン桶で何杯も水を足してくださり、ようやくなんとか浸かることができた(^^;;
体じゅうの血管が一気に開く感じで、長湯は無理。
足の方は真っ赤っかになります。

宿から2番目に近い新田の湯。
ここは比較的入りやすかった。
外が真っ暗で、田舎らしくてよかった。
都会は夜中も明るすぎなんだよね。
やっぱり夜は少し寒い。でも、温泉でホカホカしました。

翌朝に熊の手洗い湯へ。
ここだけ源泉温度が低いので、ちびもお気に入りだったらしい。朝の温泉は、身体が目覚める感じで心地よいですね♪

最もメジャーなのが大湯で、その名の通り浴槽も大きく、子供も入りやすいみたいですが、なんせ混雑がすごいので今回は諦めました。

外湯は、シャワーはありません。脱衣場と洗い場も同じ空間なところが多い。(野沢温泉に限らず)
地元の人たちは小さな赤ちゃん連れでも普通に入っているようです。
知らなくても挨拶しあったり、譲り合ったりするふれあい。ママが準備する間、よその人が赤ちゃんを抱っこしてあげてたりして、ここでは育児は孤独ではなさそう。
公共の場はお互いの気遣いで心地よくもなるのだと実感。

美味しい料理に体ににしみわたる温泉で、ゆったりして心地よく眠れました。


後編は2日目観光のお話。
つづく。