昨年末の話になります。
姉と近くの温泉郷に行きました。
夕食まで時間があったので付近を散策して寂れ具合に驚きました。
軒を連ねたホテルの半数近くが廃業している。
見ているこちらも、うら寂しくなります。
スマホのマップを見てると近くに「首洗池」の文字が・・・
子供の頃、父とこの地を訪れた記憶が蘇りました。
戦で打ち取った首を洗うと黒髪が見る見る白髪となるくだりを聞かされゾッとしたのを思い出しました。
いや白髪がどうこうじゃなくて生首・・・洗うの?
そういう古戦場近くの温泉地なんですね。
夕食はバイキングですが私のターゲットは蟹!
ひたすら身を剥き黙々と食べます。
姉が天ぷらやしゃぶしゃぶなどに目移りした時、内心馬鹿めと嘲笑いながら、ただただ蟹を食べ続けました。
途中でギブした姉の蟹の剥き身も食べたせいもあり、喉元まで蟹が込み上げてます。
夕食後エレベーターに同乗したおじいちゃんに
「よう食べ取りましたなあ」
と感服されました。
はい、自他共に認める大食漢ですw
蟹臭い顔や体を温泉で洗流し、眠いので姉より一足先にベッドに。
風呂で火照った体に部屋は暑く暖房を切ると、
頭の方の窓からパシ、パシッと音が。
寒暖差の家鳴り?
今度は右手の壁からもピシ、ピシッ。
もしかしてラップ音?
あちこちがピシパシし、いいかげん五月蝿いと怒鳴ろうとしたときに姉が入ってきて、
「明るいと寝にくいから廊下側の戸を閉めるね」
と言うのが聞こえ、ピシパシもそれと同時に収まりそのまま眠ってしまいました。
翌日帰りの車中で姉が
「あのホテル気持ち悪くなかった?」
「それは感じなかったけどピシパシうるさかった。
でもあんたが入ってきたら収まったよ。」
「あれは廊下から何かが入ってくる気がしたんで戸を閉めた
の。おじいさんが覗いてたような」
「・・・・」
オカルト大好きな私と違い姉はあまりこんな事言わないんですが。
戸を閉めた途端にピタリとやんだ音。
やはり何かが廊下から来ていたんでしょうか・・・・