あれから1年。

いろいろなことを思うけど、気持ちの整理はつかないまま。

きちんと向き合って、気持ちの整理をしたいな、と思うものの、なかなかかけなかった。



1年前のことを思い出してみると。

あの時間、私は仕事で銀行にいっていて。

窓口の椅子に座って、書類を書きながら揺れを感じ、めまいかな?と思って顔をあげると、いろいろなものが揺れていて、地震なのだとわかった。

私の席のすぐ後ろにテレビがあり、職員の男性がテレビをつけにきた。

どこが震源なんだろう?と思ってみると、東北地方だと。

こんなに揺れているのに、震源が遠い東北だと知って驚いた。

手続きを済ませて職場に戻り、15時まで仕事をし、自転車で保育園へお迎えにいった。

息子と帰宅したのは16時過ぎ。

そこでテレビをつけた。

すると仙台で、津波がまさに到達中という、生放送の映像・・・。

言葉を失った・・・。

動揺したまま、でも、また仕事をしに戻ったと思う。

夜もずっとリビングでテレビをつけて、ニュースをみていた。

ツイッターもみていたかな・・・。

東北の祖母のところや、関東の友人の安否も気になったけど、携帯の回線がパンクしてはいけないから、次の日に確認しよう、と思ったと思う。

青森の祖母のところは、沿岸部ではないため、停電があったくらいで被害はなく。

関東に住む友人たちは、歩いて帰宅したことを聞いた。

結婚して福島に住んでいた友人の安否は土曜日にわかり。
(彼女は福島から子どもとこちらの実家に戻り、福島の旦那さんとは別々に暮らしている。)

いわきの友人の旦那さんの家族も、安否の確認はできた。


でも。

3日間くらいずっとニュースをみていて、すごく不安定になり。

自分が被災したわけでもないのに、心が折れそうだった。

何事もない日常を過ごしていることに罪悪感も感じていた。

すると、子どもにも影響が出た。

当時はまだ3歳だったのに、子どもは敏感だ。

大人の不安を敏感に感じ取っていた。

それからは、テレビをみることはやめ、新聞とかだけにして、映像としてのニュースはあまり見ないようにしていた。

それでも、涙が出て仕方なかったな・・・。

震災のあった日以降、手帳に書く気もしなくて、ずっと真っ白なままだった。



自分に何ができるのか?ずっと考えているんだけど・・・。

直接ボランティアにいくような支援はできないけど、寄付などで支援すること。

被災地へ思いを寄せること。

節電すること。

エネルギーの問題について考えること。

母親として、子どもを守ること。

家族の生活を支えていくこと。

日常に感謝して、今を大事にすること。

いつ起こるかわからない災害に対して、備えておくこと。



自分にできることは、本当にささいなことしかできないけど。

できることをしっかりやっていきたいと思う。





今回の震災とは違うけど、自分も父を突然亡くした経験があり。

あまりにも突然のことで、現実感がなかった。

それでも、のこされた家族はそれを受け入れて、日々を生きていかないといけなくて。

そんなことをあらためて思い出したりしました。


とりとめもない内容で、すみません。

何いってるんだ、と不快な気持ちにさせてしまったらすみません。

自分の気持ちと向き合うために、書きました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。