お帰り!拝啓 桜の蕾が膨らみはじめた頃、貴方の話を聞きました。贈り物に添えられた手紙で知った時、それはそれは嬉しい気持ちだったのですが、舞い上がるような気持ちかというとそうでもなく、ホッとしたというのか何というか…例えて表現するなら扉を開けて家族を迎え入れる「お帰り!」という時のような気持ちだったでしょうか。あの時、箱根の山の静かな森で、湧き水のように滲み出てくる小さな感動と穏やかな気持ち、そこから始まる一日一日を忘れないようここに少しずつ認めることにしました。