続き。

何とかして過食をやめたいと思って
何冊も過食について書かれた本や
ブログの記事を読みました

そこからわかったことは
やっぱり育った環境が大きいということ

両親のご機嫌取りの為に
自分を殺して封印してしまった
いい子で完璧な私で居なくてはいけない

ありのままの私で愛される実感がまるでないこと

自信や自尊心が育まれないまま
大人になってしまったこと。等々

自信って持ってはいけないものだ
と当時エルモは心底思ってた。
自尊心なんて意味さえわからなくって
辞書で意味を調べた。

それくらい人が生きていく上で必要不可欠とも言える自己肯定感がポッカリと欠けていた


摂食障害という言葉を世間で聞くようになったのは、今から10年位前だと思う

その頃から
時々テレビの特集で
過食や拒食症について見るようになった


みんなね、自分自身の行動を
意味がないもの、や
早くこんな状況から抜け出したい
と思ってる
頭も切れて
客観的に自分の行動を
それなりに分析できているのに
辞められない…


決して頭が悪くてできない子
ではなくって
真面目で
ちゃんとしてる
そんな人達が多かった気がする


エルモも
もう過食は一生治らないって思ってた
何度もくじけてたから

自分を信じられなかった
このまま死んでいくんだって
何の為に生きてるんだろうって


それでも
心のどこかで
「何か違う、
ほんとの私はこんなんじゃない」
と思っていて。


3へ続く…