子どもを自立させたいんだったら、
お母さんは『できない』を家族の中に晒すこと。
お尻を叩いてしっかりさせようと必死になるのは、残念ながら、お母さんが大変なだけで、あんまり意味がなのです
子育て・パートナーシップカウンセラー
竹嶋 しょうこです。
カウンセリングは基本、その人を肯定します。
その人がどんな状態でもです。
それは
「今のままの自分でいい」という安心こそが、人が伸びる基盤となる。
欲求には段階があるので、人は自分を認めることさえできれば必ずいい方向に伸びて、段階的に自己実現を果たすものだとわかっているからです。
※マズローの欲求5段階説
あなたも経験があるのではないでしょうか?
新しい会社に入った時、当然ながらあなたは自分の仕事がさっぱりわかりません
教えられた通りに一生懸命覚えようとするだけれもも、
まだ、頭の中で一つ一つの作業が、点と点が繋がっていないため
「あ、確か、これ教わったな」とわかっていたとしても、
実際にやると自分でもびっくりするぐらいわからなくて
何度も何度も「これって、どうやるんでしたっけ?」と焦りながら、他の人に聞くしかない。
そうして回数をこなすことで、自分の中でやっと
『これはこういう背景や理由があるから、次はこうすべき』ということが腑に落ちて
初めて自分ごとと捉え、ミスを無くそうとしたり、効率よく仕事を進めようと力を発揮できる。
この時に、教える側の人が
「何回も言ってるでしょ!?なんでわかんないの?」と厳しかった場合
教わる人は
「わからないし、覚えたいから聞いてるのに・・・。この人こわいなあ〜。」
とただ萎縮してしまい、
やる気を出して効率良くなるようどころか
ビクビクしてしまい、自分が怒られないことを第一優先にして仕事をするようになります。
子育ての場合は、ここに家族間の気持ちのミスマッチが起こります。
私を含め、ガミガミ怒るお母さんは
決して子どもを憎くて怒りたいのではないのです。
ただただ、真剣に子どものことを心配するからこそ、自分ができることを伝えなければと奔走しているだけなのです
じゃあ、子どもが安心するためにはどうしたらいいか?
それは、
お母さんが無理をせず、自分の『だらしない』『できない』所を家族に先に晒すことです。
子育てって本当は、もっと肩の力を抜いた方がうまくいくのです
真面目で一生懸命で、優しい人は大概カッチカチなのです。
そんな人は、
「私ったら、こんなに抜けてて、人を頼っていいのかしら(笑)?」
って、思わず自分で笑ってしまうぐらいに、ぐにゃんぐにゃんになっちゃって、ちょうどいいくらいです
愛嬌があるという言葉がありますが、
あれは、才能があってうまく場を和ます人のことではない。
自分のダメな所を相手に先に見せられるから、
結果相手も「なんか、この人といると楽でいいなあ」とふっと肩の力が緩んで、場が和むのです
子どもたちがアイスを練り練りして、作ったよ!
誰もあなたに「しっかりしたお母さん」を求めてはいない。
あなたが子どもに「この子が幸せになってほしい」と願うように
子どもの方だって小ちゃくたって
「お母さんがうれしそうだと、私もうれしいな」って、いつも願っているのです。
その愛情はひたむきなほど、まっすぐで純粋なのです。
お母さんが、家の中で笑っていてくれるなら
子どもの学力も、お金も、経験も
今何かが手に入っていない現実は、全然問題ではないのです!!
子どもはこれからどうとでも、自分の力で切り抜けていくのです
「私の子だから、楽しく生きていけるよね」って、あなたが思えるようになる。
それが一番大事なのです
力を抜いていこーーー
子育て・仕事•パートナーシップ•人間関係・お金などさまざまなお悩みを伺い、「言ってみる」カウンセリングです。
あなたの抱えている生きづらさや、自信のなさの根本にアプローチし、
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