私が、私と子どもの一番の味方になる!
この時はライブ⭐︎
サンドイッチというのは
自分にとって楽しいことやうれしいこと。
または癒やされたり、心がほっとできる何かで
元々のしんどいことを前後に挟み込むことです
それを思いついたのは10年前。
わたしが3歳の長女を亡くした、
人生で一番しんどい時でした。
当時の私は、毎日をただただひたすら暗い気持ちで過ごしていました。
急激な心理的ダメージのせいで、家事が全くできなくなってしまった私は
(おそらく体が命を守ろうとしたのでしょう。料理などの手順が一切頭に浮かばなくなりました)
日中は一歳半だった次女の相手を少しすることと、
来てくれた人と話をすること。
あとは、長女の思い出を残そうと、猛烈に写真でアルバムを作ったりするぐらいしかできなくて
それ以外はやたらと眠くて、昼間でもウトウトと眠ってばかりでした
ですが、子どもと言えど人が一人亡くなったわけですので
私にはさまざまな手続きをする必要がありました。
中でも特にしんどかったのが
長女のためにかけた医療保険や学資保険、銀行口座の解約の手続きでした
どれも、待望のわが子のために
妊娠中から「どれが一番この子の将来に役立つだろう?」と、考えに考えて入った保険。
また、長女は幼稚園に入園前で、4月の入園を本人も家族もとても楽しみにしていたのですが、
本当はこの先、幼稚園や学校で書きたかった名前を
子どもの保険の、解約の手続きのために
何回も何回も用紙に書くことは
私にとっては、想像しただけでも、かなり負担がかかる作業でした。
その時に私が考えたのが、
ちょっとでも自分の気持ちが楽になる方法でした。
私が住む地域では、田舎あるあるなのかもしれませんが、
人が亡くなると「お念仏」と言って、
親戚や近所の人が四十九日までの間、毎週一回、
薄い冊子に書かれたお念仏をみんなで歌いながら唱え
(いわゆる歌念仏というやつ??)
亡くなった人が、極楽浄土の階段を上っていくのを応援するという風習があります
わたしは、結婚した当初、すでに施設に入っていて、会ったことのなかった義祖父が亡くなった時に
「なんで、私だけお茶出しに毎週毎週駆り出されないといけないのか。。。
長男の嫁って本当に損だなあ・・・。」
と、毎週末、夫の実家に呼び出されることが正直とても負担で
まるで、自分が外れくじを引いてしまったように感じていました。。。
が、義父が亡くなって義母が気落ちした時も
そして長女が亡くなった時も
これは本当にありがたいことですが
組の人でない
(通常は組と呼ばれる、近所の中の、班の人と親戚のみが来るしきたり)
仲の良い、気心の知れた近所の人たちが週に一回
ひっそりとしてしまったわが家に
それぞれの子どもたちを連れて集まってくれて
お念仏の後、みんなでわいわいとお菓子を食べたりお茶を飲む
その金曜日の夜があったからこそ私は
「今日の夜はみんなが来てくれるから、今は頑張ろう。」と思えました。
そして、その前には
かわいい子どもたちのキャッキャと喜ぶ顔や、友達の笑顔を思い浮かべながら
いつもならしんどい
お菓子やジュースの買い物を楽しむことができたし
当時、長女を助けられなかったせいで強烈な罪悪感を感じていたので、
誰かのためにできることは、わたしの
かなりの救いにもなりました。
そして、また、保険解約などのしんどい手続きを一つ一つなんとかこなすことができたのです。
10年経った今は、まわりのたくさんの人たちや元気な子どもたちがいてくれるおかげで
長女を亡くした悲しみもすっかり癒えました。
そして、ある意味、日常の小さなことに腹を立てられる、幸せな毎日も戻ってきました
もちろん、あの時とは比べようもありませんが
それでも毎日を一生懸命生きていれば
どうにもならないことにモヤモヤしたり、
先のことを考えて、どんよりと暗い気持ちになることもあります
だからこそ、自分にとってイヤでしんどいことを
自分の好きなことや楽しみ、ホッとすることで挟み込むサンドイッチ方式を
わたしは、今でもよく使っています
実は今も、ちょっとイヤでめんどくさいことが一つ控えているのですが(笑)
その前と後にとっても楽しみでスーパーなことがあるので
頑張って乗り切ろうと計画中なのです
ポイントは
ただのご褒美をあげるだけじゃなくて
その前にも、自分の気分が上がる
何かを準備しておくこと。
そうすると、しんどいことがあってもダメージがかなり和らぎますよ
ぜひ、あなたもやってみてくださいね
そして、これはどなたかにも、
このイベントをそんな風に使ってもらえたらうれしいなと思った企画です
「自分をいたわる、初夏のランチ会」
まだまだ受付中です。
ぜひぜひ、ご自分の楽しみや、心を癒す時間にしてくださいね
【日時】:2023年6月14日(水) 11:30〜15:00終了予定
【場所】:JR静岡駅周辺(静岡県・静岡市) それぞれ駅から徒歩5分以内の場所です。
詳細・お申し込みはこちらです。