心屋認定カウンセラー タケコこと
竹嶋 しょうこです。
昨日はまた一つ、長女についての物を手放しました。
７年前長女が亡くなった後
長女のお友達だった子たちから
家に来る時に長女にと
たくさんお手紙をもらいました。
まだ小さかった子たちの、最初は絵だけだったのが
だんだん字が書けるようになったり
その成長がうれしくて、かわいくて
そして、長女のことを思い出してくれるありがたさに
それを持って来てくれるママである友達の優しさに
当時の私はとてもとても救われたのでした。
最初は賑やかだった祭壇を片付け
自分の気持ちの区切りごとに
少しずつお仏壇回りを小さくしていたのですが
その大事な手紙たちは迷いつつも
そのままクローゼットにしまっていました。
今年の2月に7年が過ぎ
その後生まれた三女が来年で小学生になる。
そんなこともぼんやり考えていた頃
月の光の会 主催の荒川さんの記事に背中を押され
この連休がお彼岸ということもあり
今回がタイミングだなと思いました。
昨日、午前中に子どもたちと公園に行き
長い滑り台ではしゃいだ午後
一人で雨が降っている庭に出て
一つ一つを読み返し
すっかり大きくなった友達である子どもたちの今と、
当時のあどけなかった顔を思い浮かべて、改めて
たくさんの人に支えてもらったなあと感じました。
お盆でたいまつをくべる入れ物に
手紙を入れて火をつけて
実際はドラマのようにメラメラ燃え上がってとは
いかずw
慌てて一人ろうそくを用意したり、煙が直撃したりと
私らしくバタバタしてましたが(T_T)
目に見えて形を変えていく手紙を見て
「あぁ、できたなぁ」って思いました。
最後に小さなポーチに
長女が拾った石がいくつか入っていて
珍しいでもない、そんな石すら取っておきたかった
当時の自分たちの気持ちを思い出して
胸がキュッとしましたが
庭の、長女が生まれた時に
義父が植えてくれたモミジの木の根元に
撒くことにしました。
しんみりは来たけれど
思っていたよりずっと静かな、静かな手放しでした。
終わった時、長女から
「ママがんばったね。でも、なくても大丈夫だもんね」と
明るい声で言われたような気がしました。
部屋に戻ったら、ずっとyoutubeを観ていた三女が
「マーマー、さーびーしーかったぁーー」
と言ってきて（呼ばれてはいないw）
長女のことがあって、三女がいるんだなぁって
改めて思いました。
「起こったことは最善」
この言葉は悲しい想いをした人にとっては
重く、辛く、受け入れがたい言葉です。
子どもを亡くした親の私にとっては
なかなかに堪えるものでした。
でも７年経って、もがいて
いろいろな人に出会って助けてもらって
心屋にも出会って
結果、今、こうして自分も微力ながら
誰かの力になりたいと思えるようになった今は
私にとってはきっとそうだったんだろうなあと
思います。
そして、その人によって悲しみの越え方は
時間も、方法も、現し方も
いろいろであると、そう思います。
