心屋認定カウンセラー タケコこと
竹嶋 しょうこです。
お盆ですね。
私の済む地域では一足先に7月がお盆なので
一ヶ月経って少し落ち着きましたが
お盆は、自分の身近な人が亡くなった方には
何とも言えず、気持ちが重くなる行事ですよね。
これが、自分とは少し遠い関係の人
(会ったことのない方とかね)だと
一気に感じ方が違うので
大切な人を亡くしてすぐの時は
世間と自分の感じ方の違いを感じて
そのことにまた
ダメージを負ってしまうこともあるかもしれません。
私は同居していた義父を8年前に
自分の第一子である長女を7年前に亡くしました。
自分にとって大事な人なほど
一緒にいるのが幸せだったほど
その人が目の前にいないことは
再び触れられない悲しみは、大きいです。
中には、最後にその人と交わした言葉や
自分の行動について
「あの時ああしていればよかった」
「あんなことを言わなければよかった」
と自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
私もそうでした。
たとえその時
自分にできるベストを尽くしていたとしても
その人があの日亡くなるなんて知らなかったからこそ、言った言葉だったとしても
二度とあの人にはもう会えないのだから。
自分は取り返しのつかないことをしてしまった。
そう思っていました。
でもね、それはやっぱりとても苦しかった。
だって現実が変わらないとしても
私は生きていくしかないのだから。
悲しみだけでなく
自分を責める気持ちが大きいのは救いがなく
よけいに心が折れそうになりました。
だからこそ、私は光を求めました。
最初は真っ暗な闇の中だったけれど
あまりにも悲しくて
あまりにも苦しくて
まずその想いを外に出す＝口に出すことを
自分に許可をして、カウンセリングに通いました。
たくさん話を聞いてもらいました。
そして、少しでも楽になりたくて
命に関する本を読みあさりました。
いろいろな本があったけれど
どれにも共通していたことは
人は自分で命の期限や課題を決めて生まれてくるということ
また
亡くなる時にまわりからは一時苦しそうに見えるかもしれないけれど、そんなことはなく
再び魂の世界（魂の世界から、選んで人間に生まれ変わってくる）に戻ることは
人間界と違って、本人にとっても安らげる場所行くこと
でした。
うちの長女は胎内記憶があったようで、
「パパとママのけっこんしきのとき、○○（次女）といっしょにお空からみてた」
と言っていたので
かなり堪えることではあったけど
長女自身が自分でどんな人生かを設定して
ゴールを決めてきたことも認めざるを得ませんでしたし
その後、長いトンネルを歩き続ける私を救ってくれたのも
やはりまた、その考えでした。
正直初めは半信半疑だったけれど
目の前のことをやっとの思いで一つ一つやっていたら
長女は私に笑っていてほしいんだということが
腑に落ちる現実がやってきました。
でも、これは私自身がいろいろと体験したからこそそう思えること。
悲しみが深い時には
まず自分の心と体を守ることで精一杯なので
とてもそんな風には思えないと思います。
ただ
生前も今も、あなたの愛情は必ず
亡くなった人には伝わっています。
目の前にいて顔を見られなくても
声が聞こえなくても
触れることができなくても
好きな物を食べさせてあげることができなくても
あなたのしてくれたこと、したいと思ったことは
ちゃんとあの人に伝わっています。
あの人は今自分の人生課題を終えて
とても穏やかな場所にいるから。
それだけ知っておいて下さい。
あなたがしたことも、言ったことも含めて
あの人が亡くなったのは、そのせいではないのです。
どうか、あなたの気持ちが少しでも軽くなりますように。
そう、願っています。
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