心屋認定カウンセラー タケコこと
竹嶋 しょうこです。
学生時代の先生から言われて
今でも覚えている言葉がある。
当時の私はスクールカウンセラーを
目指していて、心理学を勉強するために
大学に行った。
高校までの授業はギッチリ座学で
先生が板書して、それを私たち生徒は1時間
ノートにひたすら書き写すというスタイルが
多かった。
関係も、言うまでもなく
先生が上、生徒が下だったしね。
それが大学に入ると、先生は
生徒のことを「皆さん」と呼び
敬語で話してくれる。
今では当たり前のことだけど、その時は
自分が一人の大人として扱ってもらった気が
して、とってもうれしかったのを覚えている。
その先生の言葉を聞いたのは
4年生の卒業間近の時。
教わったのは、ゼミの先生でなく
単位に必要で取った授業だったと思う。
教わった内容は忘れちゃったけど(笑)、
この先生も、学生を一人の人として
扱ってくれてたなぁってことと
面白い先生だったなということは
なんだか覚えている。
先生は最後の授業で
「皆さんの中には、もうすぐ社会に出る人も多いと思います。
社会に出ると、学生の時とはまた違っていろいろ起こるし、時には孤独を感じることもあると思う。
『知識』とは、何かをたくさん知っていることでないんです。
自分が何か困難にぶつかった時に、例え自分が
それを解決できなくても、解決できる術を持っている人と繋がっていることこそが『知識』だと私は思っています。
ぜひ、皆さんはこれから、たくさんの『知識』を自分の物にしていって下さい。
そうすると人生が豊かになりますから」
と言ってくれた。
私も卒業していろいろなことがあったけれど、
辛いとき、しんどい時
なんとかやってくれたのは
助けてくれた人
応援してくれた人
グチを聞いてくれた人
信じてくれた人
がいるからだなぁと思う。
それとね、今改めて思うのは
人との繋がりを持つことプラス
人に「助けて」って言える自分であることが
とても大事だということ。
これって、意外に難しい。
「自分でやらなきゃ」って、ずっと
一人で頑張り続けてきた人には、特にね。
私も通った、ひらいなずさんが講師の
マスターコース。
人の力を借りて、本来の自分を取り戻し
人を頼ったり、信じたりできるように
なれますよ(*^^*)
