時の流れの早いこと。
すっかり書くタイミングを逸してしまい、どうしようか迷ったけど、やっぱり書くことにしました。

以前11月決行と話していた、ずいぶん昔にKさんという男性が毎晩通っていた、あの『深谷』に行く話です。
予定通り、11月中旬に決行しました。
天気予報では終日晴天、気温も高めで朝から清々しい気持ちで車で出発。
9時半に車を置き、徒歩で山に入りました。
父の記憶から、午前中には帰って来れると言うので、500mlペットとお菓子を少しだけ持って行きました。
入山してしばらくは、全く人気はないにしても、楽しく進んで行きました。70分ほど進んだところで、Kさんが夜な夜な通っていた場所に着きました。

残ってました~

Kさんが夜な夜なここで頑張ってたもの。

写真撮ったんですけど、光が足りないのか、残念ながらうまく伝えられないみたい。

おそらく、急斜面に遊歩道のような道を作っていたのではないかと思います。
もう50年以上経つのにしっかり残ってました。

でも、なんで作業が夜だったのでしょうか?
すぐ下には川が流れていたので水はあるけど、周辺に人家も全くない山奥だから、真っ暗だったと思われます。お昼でも薄暗いのに。

懐中電灯があったとしても、急斜面での作業は大変だったはず。

本当に謎だらけです。

ちょっと休憩して、今度は『女の人の歌声が聴こえてた』って言う場所に移動しようとしたのですが、

やっぱりね、ずいぶん荒れ果ててて、特定できなかったのです。
途中で見落としたのか、完全に奥地まで着いてしまったのです。

奥地まで来れば、あとはここから上に上がった方が早いと言うので、

ここで突然の計画変更をしたんです!
引き返さずに別のルートに変えたのですが。

はい、ここからとんでもない事になりました。

昔の記憶を辿って上に上がる道を行き始めたのですが、

元々、急斜面だらけの山なので、本当にもう登るのに必死で。
途中父が、奈落に滑り落ちそうになり、もう~死ぬ気で支えましたよ。ほんと、まさかこんな所で遭難の危機になるとは。
使うことはないだろうけど~と言いながら持ってきたロープがいい仕事をしました。

でも、行けども行けども、登れども登れども終わりが見えなくて。

たぶん、少しずつ少しずつ登る方向がズレて行ってたのかもしれません。

なんて映画だったかな?殺人鬼から車で逃げるんだけど、同じところをぐるぐる回らされるってやつ。出口が見つからないの。
そういう気分になるくらいヤバい感じでした。

最後は川に降りないといけなくなり、ロープも長さが足りなくて、もう大ピンチ!
そこで、よくターザン映画に出てくる高い木からぶら下がってる『ツル』につかまりながら下りました。
まじで、生きた心地がしなかった!

山から道路に出られたのが夕方5時過ぎ。
まさに8時間山の中にいて、5時間くらいはさ迷っていたことになります。

さらに私は車を停めた場所まで走り(つもり)
急がないと真っ暗になるし、

もう、なんという日だ!

やっぱりここはなんかあるのかな~って勘ぐってしまいたくなるようなところでした。

後日ですが、若い頃農作業のため、数人でこの山に入り、1人だけ道に迷い、酷い目にあったという人に出会いました。
山に入ってすぐのところで仕事してたのに、途中気づいたら1人になってて、なかなか山から出られなくてさ迷ったって。

こんな所なんですよ~この山は。
  
今では狩猟の人が入ることはあるのかな?
とにかく人の気配なしですね。
やっぱり人を寄せつけない何かがある、そんな場所のような気がしました。

でも、人の手が入っていない分、なんかロマンを感じますよね~お宝とか眠ってないのかな~(笑)