保育者専門
賢い働き方ナビゲーター
山下優香（やましたゆうか）です。
まえだミアさんのおかげで
ようやく自己否定が
少なくなりました。
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卒園プレゼントの作成も終わり、
掛け合いの言葉や歌の練習
式の流れを子ども達と確認する
練習前に、来年は
皆の番だからどんな感じか
よく見ておいてね
誰か鼻に指入れてないかとか、
大きなあくびしてないかとか、
来年見られないように
どういう風に座るか見てた方が
いいよたぶん。
あえていいことは言わなかった。
余計に行儀が悪くなるからだ。
そして式の練習が始まった。
卒園児入場
拍手でお出迎え
よくあるパターンだ
しかしその当時は、
何も知らないから、
初日なので厳かだった。
すると・・・。
うちのクラスの子が
キメてくれた。
くしゃみをしたとたん、
鼻水が放出された。
今年の年長児は様々な伝説を
残し語り継がれている。
・フォーク投げ事件
・裏山かくれんぼ事件
・取っ組み合い事件
・家に帰ろうとした事件
・髪引っ張り合い事件
・目つぶし未遂事件
などなど
今までにない事件を
記録更新したという
今でも話を語り
継がれている。
一番事件に絡んだ子が、
出た鼻水を見て
椅子の端４カ所と部屋の隅に
数個置くのだが
静かにティッシュを数枚
鼻の出た子に渡し
拭いたらポケットに入れる
指示を出していた。
向かい同士に座っているので、
その子はうんうんとうなずき
拭いてポケットに入れた。
念の為鼻を確認しに行くと
少し残ってたが
それなりに拭いていた。
話はできないので、
頭を軽くなでて
頷くとニヤッと
笑っていた
まさかそんな場面を見ると
思わなかったので
彼は園長先生に褒められていた。
そして真向かいにいたので、
素早かった。
保育終了後、
園長先生が
感慨深く
まさかあんなこと
してくれるとはねー
ぽつりと言った
本番は先生達が動くけど
〇―ちゃんのほうが
速そうだね
と笑って言っていた。