うさぎおやじ日記

 うさぎおやじ日記

 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

日曜は等々力へ行く前にモディさんへ。次節の横浜FC戦で行われるKyun Matsuriのコーナーを見学。私のようなオジサンは別にキュンとはしないんだけど、ユニフォーム姿ではない選手も新鮮ですよね。知らずに通りかかるひとはサッカーの告知とは思わないでしょうが。

 

この後は小田急とJR南武線を乗り継いでスタジアムへ。

この日は東急グループさんの協力で様々な鉄道イベントが開催されていました。私は特に何も参加してはいませんが、ながめているだけでも楽しいのです。

ステージ上ではゲストにサトミツさんも加わっての鉄道芸人さんのトークショーもあったようです。こちらも観たかったのですが、選手が練習に出て来る時間とかぶっていたので断念。

 

現役の車掌さん?によるスタメン発表も凝っていておもしろかった。

フロンターレは変わらず来場者をもてなす気持ちにあふれていますね。また来年も来よう。次は試合にも勝つ!


2025・9・2

uvance等々力スタジアムです。

かつてこのスタジアムへACLを観に来たことがありました。もちろんフロンターレの試合です。いつだったかなと帰宅後に自分のブログを検索すると11年前、われらがFC町田ゼルビアにとっては新設されたJ3の初年度でした。当時はいつか自分のクラブがアジアの舞台で戦える日が訪れるなどと、夢にも思わなかったです。

スタメンを知りびっくり。キーパーが守田で谷の名前は控えにも無し。怪我としか考えられません。ディフェンダーも出場停止の岡村に加えて菊池もメンバー外。3バックは天皇杯鹿島戦と同じなので特に不安は感じなかったが、バックアッパーがいないのは気になりました。

連戦の8月でしたがこの後は代表戦もあってしばらくお休み。勝って中断期間に入りたかった一戦は思いも寄らぬ打ち合いになりました。

 

先制したのは川崎。伊藤にドリブルで持ち込まれましたが、まだそれほどのピンチとは思っていなかったところでいきなりのシュートがゼルビアゴールを襲う。狭い方のサイドでしたが守田の手をすり抜けたボールはネットを揺らしました。相手の打ったタイミングが、予想を外していて絶妙だったのですかね・・・

 

失点はショックでしたが、この程度ならはね返すことができる得点力があるのも好調の要因。まずは28分に相馬のクロスにファーサイドへ飛び込んだナサンホのヘディングで同点。さらに36分には前のボール奪取から始まってフリーキックを得ると、これを下田北斗が直接叩き込む。現地ではよくわからなかったですが、結構距離があったのですね。下田は昨シーズンの日産に続き、古巣対決のキーパーから見事に決めてくれました。

 

ただこのまま前半を終えていれば良かったのですが、自陣の深いところでつなごうとしてボールを失うと浮き球にエリソンの頭で追いつかれてしまいました。もったいなかったなあという気分でハーフタイムへ。

混み合う前にトイレに行こうと席を立ったところ、川崎ゴール前でゼルビアの選手が倒れているのが目に入ったのですが、藤尾が相手選手と頭で接触していたようです。このところゼルビアの選手は脳震盪が疑われることが多いので心配でしたが、その後もプレーしていたのでひと安心。

点の取り合いとなった試合、後半も様相は変わらず。ゼルビアが相馬のシュートでゴールを脅かしますが山口の横っ飛びのセーブで阻止される。すると得点したのは残念ながら川崎の方。エリソンのクロスを宮城に決められましたが、あらためて映像を観ると、こちらのディフェンダーは人数が揃っていたように思えるのですけれど。

ホームチームのサポーターが私の座っているエリアのすぐとなりでタオマフを廻しているのをまたしても見せつけられました。

 

しかし再びのビハインドも何のその、またも試合をふりだしにもどすゼルビア!鋭いボールでゴールを狙った相馬の得点とその場では発表されましたが、足を伸ばして飛び込んだ藤尾翔太が触っていたとして後から得点者が変更になったようです。いずれにしろ同点です。やりましたわれらが選手たち。

 

前節引き分けだっただけに、このままでは優勝争いから置いて行かれかねません。勝って欲しいところでしたが終盤になりまたまた失点してしまいました。これも映像を観て初めてわかりましたが、エリソンにとっての2点目はブロックにいった中山の足に当たってゴールに入っていたのでした。それにしてもエリソン怖ろしかった。

 

ここまで2回交代を行っていたゼルビアは追う展開で、すでに藤尾に代わって入っていたオセフンに加えて最後の交代でデュークを投入。4バックにして高さのあるツートップでの攻撃を選択。

デュークと一緒に入った白崎によるクロスバー直撃のシュートなど、猛攻で川崎ゴールに迫ります。だが実らない。

 

アディショナルタイムも終わりに近づいたところでもう1失点して長い笛。負けることはいつだってあり得ますが、まさか5点も取られるとは想像できなかったな。

谷が出ていたら、そう思わなかったと言えば嘘になる。試合にほとんど出ていないと守田のように経験のあるキーパーでも難しいのでしょうが、彼だけの問題ではなかったと感じています。ゴール前での守備陣全体の対応があっさりしていたように見えてしまったのだ。連携が良くなかったのかな。素人目線ですけれども。

次の公式戦まで日程が空きます。谷が復帰できるのかはわかりませんが、また黒田監督の目指す堅守のゼルビアにもどって欲しいですね。

 

最後の写真はあいさつに来てくれた山口瑠伊。

 

帰りの南武線はホームに両チームのサポーターがいっぱいで、一台見送らないといけない状態でした。あんなに満員の電車に乗ったのも久しぶりだったなあ。


【試合日8・31  暫定5位 勝ち点50】

【DAZN実況・下田恒幸  解説・福田正博】


2025・9・1

クラブ史上初のベスト8に進出したわれらがFC町田ゼルビア。天皇杯ではあの大敗以来7年ぶりとなる鹿島アントラーズとの対戦です。

新しくなったというホーム側のベンチ。リーグ戦ではメインにいるため見ることができないので、この機会に撮ってみました。一度座ってみたいよね。

 

注目のスタメン。おおっ増山がいる。4日前に脳震盪の疑いありとしてピッチを退いた岡村はともかくとして、菊池とヘンリーをベンチからも外すとは、思い切って変えて来ました黒田監督。中山は久々に3バックの一角になりそうです。

野津田では相性が良いとは言え相手は鹿島。負ければ終わりのカップ戦の重みはよくわかっているはず。昨年はルヴァンをここで落としていますし。それだけに鹿島はこれ以上無いぐらい怖い存在です。

 

しかし私の予想に反して?主導権を握ったのはこちら。立ち上がりこそ鈴木優磨にシュートを打たれたものの、ゼルビアが敵陣でプレーする時間が長かった。ガンバ戦と同じく前半のエンドが逆でしたが、今回もどうやら相手が変えたようです。彼らにとっては逆風でしたが、コイントスの時には無風だったのでしょう。

 

先制したのは15分、中山のクロスバー直撃のシュートがコーナーキックになり(キーパー早川触っていた?)、下田が蹴るとヘディングで決めたのは増山朝陽!天皇杯の富山戦に出ただけでリーグ戦では出番に恵まれなかった選手がここで貴重なゴール。せっかく来てもらったのに使われないのでは、古巣の長崎サポーターも納得がいかいこれまでだったでしょう。

増山はこれだけでなく直後にも2点目のチャンス。左サイドを突破した藤尾のクロスに足から飛び込むとボールは枠をとらえていた。しかしこれは早川の見事な反応に阻まれて残念。

 

20分過ぎには早くも追加点。今度も増山が絡んでいた。彼からのスローインを足元で受けると、巧みにターンして決めたのが藤尾翔太です。バックスタンドの自分には直接入ったように見えたのですが、ブロックしようとした鈴木優磨に当たっていたことを後から知りました。

1点目は数人で、2点目は藤尾ひとりで揺りかごのパフォーマンスがありましたが、前と藤尾自身のお子さんが生れていたそうですね。そう言えば藤尾も結婚していたんでしたっけ。パパというイメージがまだ湧いてきませんけれども。

 

リードが2点となっても攻撃の手を緩めないゼルビア。ナサンホのサイドチェンジを増山が受けてクロスを送ると相馬がヘディング。枠外でしたが悪くない攻撃。

藤尾にも追加点の可能性がありました。相馬からのボールに至近距離で頭で合わせたのは早川の好セーブに防がれましたが、相手のバックパスをカットしたところは決定機だった。ループで狙った感じでしたがネットを揺らせない。このシュートミスが後々響かなければ良いがとこの時点では心配でした。

一抹の不安を払拭したのは下田北斗のひと振り。いったい何メートルあったのでしょう。自陣から放った超ロングシュートは前に出ていたキーパーの頭上を越えてきれいにゴールイン!

記録は46分となっており、ハーフタイムに席を離れていた方の中には見逃したひともいるのでは?実際に私の近くの席でもこの後にビールを片手にもどって来た方がいましたし。

 

さらに差を広げたゼルビアは守備も安定。いつもと違う3バックでしたがまったく問題なし。後半の頭から入っていたレオセアラがドリブルでペナルティーエリアに侵入したところを昌子がファールしないで防ぐ場面なども見られました。

 

終盤にかけて5人の交代枠を使いましたが、下がった内のひとりは増山。足がつったようでしたが攻守に良く走ってくれました。この日はヘンリーが完全休養でしたけれど、これでたまには林幸多郞も休ませたりできそうですね。

 

奇跡を起こせ、アウェイゴール裏からそんなチャントが大音量で聞こえる野津田。歌詞から想像するに劣勢のゲーム展開でなければ歌われないものでしょう。それを聞きながら、あの鹿島アントラーズをここまで追い込んだゼルビアを誇りに感じたのでした。

3対0、予想を遙かに上回るスコアと内容で勝利。

準決勝は11月とまだ先ですが、楽しみがそこまで残っていると思えばそれもまた良し。浦和を倒したFC東京との対戦と決まりましたが、逆の山では神戸と広島が勝ち上がりました。ゼルビアを含めてACLE出場の3クラブがすべて残ったのですね。


【試合日8・27

【スカパー実況・原大悟  解説・永井雄一郎】


2025・8・28