暑さに弱い私は
最近夜になるともう疲れてボーっとしてる。
楽しみにしているブログ巡りを少しして
あとは疲れてベットに転がってテレビ観てると
ウトウト寝てしまう。
なんか老犬みたいだ。
でもこういう好き勝手な時間って好きだ。
昔はこんな時間取れなかった。
それどころじゃなかった。
フル回転だった。
子供の手が離れると寂しいという声も聞くが
私は待ってました！という感じだ。
こういう日を夢見て
頑張ってきた気がする。
とは言っても
現実には大学生の息子なんて
世間で思うほど自立してないので
精神的にも肉体的にも、まだまだ振り回されてる。
早く自由になりたい。
うー太は今、大学の前期試験中だ。
夏休みはそれが終わってからなので
今は必死の戦闘モードだ。
だから私がウトウト寝てるのに
突然部屋に入って来て
スキャンしたり、プリントアウトしたり、うるさい。
少し静かにしてもらいたい。
そんな私がベットに転がりながら
最近なぜかよく思い出すのは
夫の元を出て、仕事を始めた頃
通勤ラッシュの満員の電車の窓を
流れる景色を眺めながら
ポロポロポロポロ涙が止まらなかった事。
自然にこぼれ落ちてくる涙は
その頃の私のいっぱいいっぱいだった心から
溢れ出てくる気持ち。
不安で、怖くて、つらくて
未来はどうなるんだろうって足がすくんで
子供がいるから
自分がしっかりしなきゃって思って
だけど未来が見えなくて
家でも、職場でも泣けないから
朝の電車で泣いていた。
毎朝毎朝、泣いていた。
いつもドアの近くに立って
ガラスに顔をくっつけるようにしてたから
人にはわからないと思っていたけれど
気づいた人もいたかもしれない。
朝から泣いている女。
今から思えばヘンな女だ。
何日ぐらい泣いてたんだろう。
けっこう長い期間泣いてたような気がする。
細かい事は覚えてないけど
そのうち涙は出なくなって
流れる景色の中に
おしゃれなビルを見つけたり
素敵な新築一戸建てを見つけたり
楽しい時間に変わって行った。
日にち薬とはよく言ったもので
時間の流れと日々の忙しさに追われ
少しずつ日常に戻って行った気がする。
そんな事ボーっと思い出しながら
今夜も私はゴロゴロしてる。 